8/16〜8/22
ネタ切れと真っ向から対決した一週間

8/22
ちょっと久々、美術刀特注紹介
露骨な特注紹介の乱発がお盆明けのネタ不足を露呈している今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
まー実際連休の最中よりも直後の方がネタ切れ厳しいんです。
(`ー´)<連休中のネタはそれなりに用意してるからな。
(;´ω`)<連休直後は用意してたネタが弾切れになって、メーカーとかは動き出したばっかでモノが来ないという。

そういうことで今日はお客様の御注文に基づいて製作されました、特注美術刀のご紹介です。
もちろん紹介にあたり、お客様には掲載許可を頂いております。
(`ー´)<ありがとうございまーす。
(;´ω`)<どーもでーす。

ちなみに特注美術刀は、全部紹介してるとそれだけで更新ネタに一生困らなくなってしまうので、
極めて特徴的なもの、今まで当店通常品で扱った事がない部品・仕様を含んでいるもの等、
特殊なものに絞って紹介させて頂いております。
(`ー´)<ほとんど毎日特注紹介だけで済むって楽でいいなー。
(;´ω`)<まぁ、楽な分つまらなくなるのは確定的に明らかなわけだが。

さて、そういうことで今日ご紹介します最初の画像の短刀ですが。
…いやぁ、実に派手ですね。
お客様からはオレンジ・金・銀を用いてド派手にしたい、と依頼を受けまして、
派手を目指すならやっぱりラメがオススメ、とか、ベタ金銀も派手さは劣りますがステキ、とか、
相談・検討した上で纏まったのがこの2本です。


中身に関しては短刀ですのでご覧の通り共通ですな。
その辺りは先日の美術刀特注講座でも触れておりますが。

まずこの2本で最も目立つのが鞘塗。


画像上は切り返し塗りの手元銀ラメ、鞘先オレンジラメ。
画像下が切り返し塗りの手元金ベタ、鞘先オレンジ潤み。
いずれも非常に派手な鞘塗となっております。

今まで当店通常品は、この切り返し塗りでは手元を黒呂で固定してきました。
しかし今回の特注により、別に黒以外でも出来るということが判りましたね。
(;´ω`)<なんで通常品で他の色にしなかったの?
(`ー´)<…いやぁ、片方黒にしといたほうが色考えるのが楽だからなぁ。あと発注が楽。

なお、黒以外の2色で出来るということはわかりましたが、
別に何色でも出来るというわけでもありませんので、その辺は予めご了承下さい。
(`ー´)<詳しく書くとそれだけで2更新くらい埋まりそうだからやめときます。
(;´ω`)<まずは色重ねの基礎からって話になりそうだ。

ちなみに下緒はどちらもオレンジ(燈)。
鞘先と、後述の柄巻に合わせた形になります。


そして柄のほうですが。
金具は鍔まで全て金で統一してあります。
そして柄糸は黒とオレンジの交差巻き。

……ところで、気付かれましたでしょうか?
この2本、柄巻のオレンジと黒の配色が逆になっています。

この点はお客様の希望によりこうなったというわけではなく、
実は偶然によるものです。

この柄巻二色交差巻きにつきましては、「どっちがどの色になるか」を指定することは出来ません。
…左右とか上下とか指定しても交差してるので、「どっちが右でどっちが上なのか」という話になりますので。
基本的にどっちがどの色になるかはメーカー任せになりますので予めご了承下さい。

まぁ、何はともあれ、お客様のご要望どおり、まさに「派手」という表現の似合う2本でした。
ちなみにこんだけ派手でも価格は店頭の拵短刀と同程度です。さすが美術刀。

こんな感じで美術刀でも割と色々出来ますので、
御希望ございましたらどうぞどうぞ。
(`ー´)<美術刀特注についてはサイドバーの「美術刀特注」も見てね見てね(宣伝)

ほんじゃ今日の更新はこんなもんで。
明日は定休日になりますんで、また明後日お会いしましょうー。


8/21
【居合刀特注講座】柄巻のつづき【第9回その2】
前回から結構間が空きましたがごきげんよう。
本日は8/3の続きになりますよ。
(`ー´)<前回の内容を忘れてたら復習してきたらいいと思うよ!
(;´ω`)<いやー、そこまでせんでもいいと思うけど。

まずは、柄巻素材の木綿以外からご紹介。


■正絹柄巻■

正絹、つまり絹の柄糸です。
江戸時代の柄巻は正絹が多かったようですね。
(`ー´)<まぁ、江戸時代だと今と違って木綿組紐に比べて絹組紐が極端に高かったって訳でも無いしなー。

特徴としては見た目にツヤがあり、また手触りがスベスベしてて気持ちよかったりします。
(`ー´)<黒糸だとツヤが分かり辛いので若干有難味に欠けますが。
(;´ω`)<手触りは明確に木綿と違うんだけどね。

あと値段が普通に高いですね。
現在では素材として正絹の方が高価であり、また正絹の方が技術的に巻くのが難しいこともあり、
木綿と比べて価格が+1万いくら、といった感じになります。

正絹も勿論カラーバリエーションがありまして、
最初の画像の黒の他に、


紫とかがあったり。


あとちょっと特殊なラインですが薄茶とかあったり。
(`ー´)<ちょっと特殊なヤツで、コレは他の柄糸より細い糸なんだけどね。


これなんかは白…ではなく厳密には卯の花色だったり。

他にも白(生成)、紺、茶、焦げ茶、黄などそれなりにバリエーションがあったりしますが、
如何せん高価な正絹はあまり当店でも取り扱った件数が多くなく、画像がないんですよねー。
あと正絹も基本的に染色なので、ロットによる色の差が少なからずあります。その辺予めご了承下さい。


■牛本革柄巻(表)■

文字通り、牛革の柄巻です。
革による柄巻は戦国以前に主流だったようですな。
(`ー´)<まぁ、主流だったのは鹿革なんだけどな。

表革はツヤツヤで高級感があり、大変見栄えが良いのが特長です。
同時に、やはり表革は滑りやすいので、居合の実用品としてはイマイチとされることも多いようです。
ちなみに革も正絹同様、素材代に加えて巻くのが技術的に難しい分、
やはり高価になっています。
(`ー´)<ぶっちゃけ革と正絹は、木綿と比較した価格の上がり幅がほぼ全く同じです。


表革については黒、焦げ茶(上画像の上側)、
あと今まで扱ったことがないですが明るい普通の茶(色合いは裏革の方も参照)があります。


■牛本革柄巻(裏)■

文字通り裏革です。
素材的には当然表革と同じですが、見た目、機能性、色バリエーションも違うので別枠に。

革のザラついた側を使うので表のようなツヤは無く地味になりますが、表革と違い滑り難くなってます。
素材、巻く手間は表の場合と特に変わりませんので、価格設定も表革と同じです。

ちなみに裏革の柄巻については本革ではなく合皮を使っているメーカーもあるので、
過去に裏革=合皮っぽく表記していた例もありますが、現在では殆ど裏革=本革になります。
(`ー´)<ぶっちゃけ合皮と本革(裏)、全く見分けつかないんだけどな。
(゜Д゜)<切って断面見ると分かるよ!
(;´ω`)<そんな理由で切んなよ。


表革と同様、黒のほかに


茶色と、


焦げ茶色がありますが、
裏革の場合コレに加えて、


「藍染」があったりします。
カラーバリエーションとして中々ステキです。

なお、他の色もある程度個体差はありますが、
特に藍染の場合ロット差が大きく、


これくらい差があることもありますんで予めご了承下さい。
(`ー´)<※どっちも藍染です。

なお、表/裏共に本革という天然素材の性質上、
どうしても継ぎ目が出てしまう場合がございますのでご了承下さい。

■その他の柄巻■

本歌ですとこれ以外にも柄巻素材はいろいろあるんですが、
居合刀(模擬刀剣)の範疇ではここまでが普通です。
その他例外的なものとして、


平紐による密巻きの例なども一応あります。
通常の柄巻からは外れたものですので、以下の特殊な巻き方とかは出来ませんが。
希望がありましたらどうぞ。


■特殊な柄の巻き方について■

前回一貫巻について紹介しましたが、
他にもメーカーで出来る柄巻として明智巻(片手巻)とかありますが、まだ扱ったことないなぁ。
(`ー´)<実は発注済みのがあるとかないとかごにょごにょ。

その他、本歌の柄巻師に依頼することで、様々な本歌の巻き方を再現することも一応可能です。
本歌の柄巻師は技術相応の価格だったり正絹、革がデフォだったりしますので、非常にお高くなりますが。

その点踏まえた上であれば、




こんな風にツマミ巻きの類とかも出来たりします。…ぱっと見では判り辛い巻き方ですが。
どうしてもこだわりが必要である場合はここまでやってしまうのも選択肢です。
(;´ω`)<まぁ、高いけどね。とっても。


■というわけで■

以上、2回に渡って柄巻の種類を紹介いたしました。
こだわりが無ければ木綿で性能的には十分と言ってもいい部分ですが、
正絹のツヤと手触り、本革表裏それぞれのビジュアル的な魅力は木綿では真似できない要素です。
刀の中でも目立つ部分ですし、ちょっとコストをかけてみても面白いかもしれません。

そんな感じで以上、今日の更新はここまでってことで。
ほいじゃまた明日お会いしましょうー。


8/20
まさかの第3弾
まさかいっちゃんがバーン様リスペクトするとはねー。こんにちは。
(`ー´)<まぁなんだ、ジャンプ読めばわかる。
(;´ω`)<流石に笑ったわ。

さて、今日の一振りですが。
今日はお客様の注文に基づいて製作された特注居合刀のご紹介になります。
もちろん掲載にあたり、お客様に許可を頂いておりますぞ。
(`ー´)<いや実際ありがとうございます。
(;´ω`)<ほんま助かりますよって。

見たとこ当店定番居合刀、「黒桜」とよく似…て……ないか。流石に。
まぁ黒桜がデザインベースにあるのは確かですけど。
(;´ω`)<流石にいっけん黒桜に見えるとは言えないよな。
(`ー´)<共通部分もおおいけどね。

ほいではこの黒桜ベース特注品、早速紹介していきましょう。


刀身は一尺八寸の幅広二本樋真鍮刀身。刃文は村正。
いわゆる小太刀的なサイズになっていますな。
元々黒桜の刀身は標準的な居合用刀身なのですが、
これは短く&幅広になったことにより、黒桜と比べるとかなりゴツい印象になりました。
(`ー´)<小太刀でこの刀身っつーとという商品があってだな。
(;´ω`)<最近作ってないなぁ。

あ、あと鞘塗は黒石目になってまして、
下緒は繁打の赤になってます。


そして柄ですが、柄巻は木綿黒。
ベースの黒桜との大きな相違点は、まず柄下地が朱鮫になっているトコですかね。
(;´ω`)<えーその後探してみたけどやっぱ正絹はやってないっぽいかな。
(`ー´)<多分ね。アレはアレでアリな気もするんだが。


そして目貫は牡丹図(多色)。
赤いグリ彫り風の縁頭、鬼喰出鍔に側線朱入りはベースから変わらず、ですな。
あと刀身が短い分、柄長が短く七寸になってたりします。

基本は「黒桜」の小太刀ですが、幅広刀身、柄などの意匠変えにより、
大分雰囲気が変わったと言えますかね。
(`ー´)<内容的に複雑だが黒桜ベースで発注書にするとさほどでもないかな。
(;´ω`)<武装商店的には黒桜+梓+αって感じかね。

そんな感じで以上、今日の更新でした。
それじゃまた明日お会いしましょうー。


8/19
今日は色々適当に綯い交ぜな感じでお送りしますぞ。
今日の通勤中はホントひどい雨だった…こんばんは。
まぁ時間通りに開店出来ただけマシだと思うか。
(;´ω`)<傘さしてなお全身の半分、ズボンだけなら7割くらいびしょ濡れになりました。
(`ー´)<通勤で外歩く時間なんてせいぜい10〜15分なんだけどな。ほんとひどい。

さて、今日は色んな情報を適当にアレするアレでお送り致します。
まず最初の画像ですが、ホワイトデー引き換え期間がそろそろ終了、というお知らせから。
諸々の事情で今年は全力で長めに交換期間を設けてきましたが、
ようやくそろそろ終了してもいいかなーって気分になってきました。

そういうことで、キリよく丁度半年っつーことで来月の9月14日をもって、引き換え期間を終了したいと思います。
(`ー´)<まぁ事前の予定どおりなんだがな。
(;´ω`)<前から半年くらい?とか言ってた気がするな。

その後交換品のそれぞれは通常ひきかえけんで交換可能になりますので、
またその時に詳細をお知らせ致しますで。

それから、ホワイトデーといえば

現在「カムチャッカマン(¥1,470)」は通常商品でもあるわけですが。
まだ店頭在庫ございますので、御用の方は是非。

あと、元々コレと一緒に来る予定だった総金属の手提げなホルダーっぽいアレですが、
表面処理とかの都合でもうちょっとかかるようです。
入荷と紹介は来月げんれい工房アイテム入荷時になるかもしれないし、ならないかもしれない。
まぁ未定ってことです。
(`ー´)<まぁ遅くても来月の入荷時には紹介することになるでしょうな。たぶん。

それから、ここからはここまでと全く関係ない話題などひとつ。


こちら、肩掛け刀袋ですな。紹介記事はこの辺
当店でかなり初期の頃から変わらぬ価格で扱ってきたこの商品ですが、
この度メーカーで価格改定があり、値段が上がりました。
新価格は以下の通りです。

肩掛け刀袋 S(111cm) ¥4,320
肩掛け刀袋 L(120cm) ¥4,750
肩掛け刀袋 XL(130cm) ¥4,980


……まぁ、上がり幅は割と大したことない感じではございますが。XLでも5,000円越えなかったし。
ともあれこのように変わっておりますので何卒よろしくどうぞ。
(`ー´)<120〜260円の変化か。
(;´ω`)<地味だなー。

…あと、これはもうちょい先ですが、鉄棒系各種の価格が、
改定になるとかならないとかいう話があったりなかったりごにょごにょ。
まぁ、それはそれで、また決定したらお知らせします。

そんな感じで以上、散漫とした今日の更新でした。
ほいじゃまた明日お会いしましょうー。


8/18
※時間遡行したわけではありません※
なんだかステキな気温ですが営業してますよごきげんよう。
今日はお客様の注文に基づいて製作された特注居合刀のご紹介です。
もちろん掲載にあたり、お客様に許可を頂いております。
(`ー´)<ホントありがとうございます。
(;´ω`)<ほんま助かります。

さて、今日の一振りですが。
見たとこ当店定番居合刀、「黒桜」とよく似ていますな。
…という言い方をすると、もうただの黒桜じゃないですよって言ってるようなもんですよね。
(;´ω`)<まぁ、そうだねー。
(`ー´)<黒桜そのままでもそれはそれで紹介する意義があるんだけどな(以下省略

ほいではこの黒桜らしき特注品、ナニが黒桜と違うのかと申しますと……


刀身が違うんですね。
二尺六寸五分の長尺な居合用合金(Z合金)刀身を使用しています。


通常の二尺四寸五分刀身(画像上側)と比べるとこんな感じ。
元々黒桜の刀身は標準的な居合用刀身なのですが、
そこがすらっと伸びた感じです。あと、刃文は三本杉になってますな。
(`ー´)<この組み合わせは過去まだなかったかな。特注、当店商品含めて。
(;´ω`)<そうねー。記憶の限りでは。たぶん。

刀身以外につきましては、基本的に「黒桜と同じ」ということで承っておりまして、
ほぼそのままの仕様になっています。
ただ、さり気なく鞘は黒石目塗りに変更されていますな。
(;´ω`)<呂鞘はキレイな一方、扱いづらい面もあるからな。この辺は特注だし好みと用途次第やね。


で、柄ですが、柄巻は黒の牛本革(表皮)。
黒桜は過去に刃文二種類、柄巻で数種類パターンを作っておりますが、
牛本革表も過去やった例の踏襲というコトになりますかね。
(;´ω`)<えーその後探してみたけどやっぱ正絹はやってないっぽいかな。
(`ー´)<多分ね。アレはアレでアリな気もするんだが。


目貫が扇に桜、柄下地小桜印伝(赤)の、縁頭は赤グリ彫り風で、
鍔は鬼喰出鍔に側線朱入り。
このあたりも完全に黒桜と同じですね。
あと刀身が長い分、柄長が通常より若干長くなってたりします。

「黒桜」の拵で265刀身に、という比較的ストレートな一振りでした。
一昨日と同じ黒桜ベースですが、こちらはスマートな長尺刀身なので、結構雰囲気が違ってきますね。
(`ー´)<ストレートだと紹介記事の文章も短くなるのでオススメ!
(;´ω`)<おいこら、少しは一昨日から変えて書け。他の部分はちゃんと若干変えてるんだぞ。

以上、今日の更新はこんなものですわ。
そんじゃまた明日お会いしましょうー。


8/17
ただの苦無……果たしてそうかな?(ニヤリ)
自分と誕生日が同じ有名人ね…調べたら上杉謙信と斎藤一(新暦換算)が同じ誕生日だったわこんにちは。
あとエンツォ・フェラーリと影山ヒロノブも同じだった。
(;´ω`)<まぁ日付は365+1種類しかないので人類の365+1人に一人は同じ誕生日になるわけですが。
(`ー´)<そーんなつまんないこと言うなよー。

さて、今日はElfin Knights Projectより、新型試作品が届きましたのでご紹介。
試作ですが商品なので販売致しますよ。
画像のヤツがそうなんですが……。
極めて作為的な写真からすると、「苦無(ハイメタル)」や「苦無リアルタイプ(ハイメタル)」に見えますでしょうか。
しかし新型というからには、やはり既存品とは違うわけでして。

こう、既存の「苦無リアルタイプ」を横において比較するとですね…。



長ッ。
あ、画像上2本が既存の苦無リアルタイプで、下2本が今回のヤツです。
下に敷いたマットから分かりますとおり、全長約30cm(約一尺)ございます。
長さだけで既存の苦無リアルタイプの1,5倍ありますね。


デカさに定評のある八式苦無と比較しても、なお長さで勝ります。
苦無としては過去最長ですかね。
(;´ω`)<これより長くなるともう苦無じゃない気がするな。


デザインは基本的に「苦無リアルタイプ」と同じで、
かまぼこ型断面の平たい方を抉った形になっており、スゲー土とか掘りやすそうにみえます。
素材は今までと同様ハイメタルで、決して頑丈な金属ではありませんので実際には使えませんが。
(;´ω`)<いや、普通使おうとしないから。
(`ー´)<土が掘りたい場合はスコップの購入をオススメするぜ!


重量は1本200gほど。
長いぶん、当然重くなってますな。
(`ー´)<今回のやつは長くなった分、裏すきを深くしてあるので、見た目よりは軽量かも。
(;´ω`)<つっても手ごたえは十分だけどもな。

というわけでこの商品、とりあえず試作型なのでまだ正式名称も無いんですが。
とりあえず「試作・苦無リアルタイプ/L」とかにしておきますか。
現時点での完成品は数本のみで、柄巻は黒と茶の2種。
それぞれ1本6,990円となっております。

なお、あくまでも試作ですので、今後モデルチェンジとか価格改定とかがある可能性がございます。
予めご了承下さいやし。

以上、今日の更新はこんなもんで。
ほいじゃまた明日お会いしましょうー。


8/16
かっこいいにかっこいいを掛け合わせるのはやはり公式だった
定休日返上して営業ですよごきげんよう。
今日はお客様の注文に基づいて製作された特注居合刀のご紹介です。
掲載にあたり、お客様に許可を頂いております。
(`ー´)<ありがとーございまーす。
(;´ω`)<ほんま助かるわー。

さて、今日の一振りですが。
見たところ当店定番居合刀、「黒桜」とよく似ていますな。
…という言い方をすると、もうただの黒桜じゃありませんって言ってるようなもんですが。
(;´ω`)<まぁ、そうだなー。
(`ー´)<黒桜そのままでもそれはそれで紹介する意義があるんだけどな。過去当店商品が欲しい時にも特注は使えるんだぜ。

ほいではこの黒桜らしき特注品、ナニが黒桜と違うのかと申しますと……


刀身が違うんですね。
大鬼貫」の刀身、幅広真鍮鵜の首刀身を使用しています。
元々黒桜の刀身そのものは標準的な居合用刀身なのですが、
そこが大幅に凶悪になった感じでしょうか。
(`ー´)<じつは以前別件で同じ組み合わせの居合刀を特注製作してるんだけどね。

刀身以外につきましては、基本的に「黒桜と同じ」ということで承っておりまして、
ほぼそのままの仕様になっています。
鞘が黒呂塗、下緒が黒赤斑なのもそのままですね。


柄ですが、柄巻が黒の牛本革(表皮)になっています。
元々黒桜は過去に刃文二種類、柄巻で数種類パターンを作っておりまして、
牛本革表も過去使ったものの踏襲といったトコですね。
(;´ω`)<えーと木綿に表皮に裏皮に…正絹はやってなかったかな?
(`ー´)<多分。全部は覚えてないけど。


目貫は扇に桜、柄下地小桜印伝(赤)、縁頭が赤のグリ彫り風で、
鍔は鬼喰出鍔の側線朱入り。
このあたりも完全に黒桜と同じになりますね。

細かく書いていけば複雑に見えそうな仕様ですが、
「黒桜+鵜の首」と書くと注文の内容が非常に単純になる一振りでした。
お客様も完成品がイメージしやすいので、このようにストレートな内容にするのもオススメですな。
(`ー´)<ストレートだと紹介記事の文章も短くなるのでオススメ!
(;´ω`)<おい待て。

そんな感じで以上、今日の更新はこんなもので。
ほいじゃまた明日お会いしましょうー。