2009/1/1〜1/5
あ、シナンジュ再レビュー結局やってないな。

1/5
槍じゃないんじゃよ。
なんと明日は定休日ですよこんばんは。
先週はコミケ3日目、先々週は祝日でしたので、約三週間ぶりのお休みです。
きっと明日は泥のように眠っています。あ、この場合の泥って「でい」っていう空想上の生き物らしいですよ。
トロステでクロさんが言ってました。
(;´ω`)<あ、そう。
(`ー´)<もともと中国の表現なんだってさ。

迷走気味な与太話はおいといて、今日は画像の商品をご紹介です。
今日のヤツは昨年末に入荷した際、店頭に出そうと検品していた最中に売れてしまった為、
結局店頭には出ず、大慌てで撮影をした商品ですので既に売り切れとなっております。スイマセン。
(`ー´)<つまり今日は今店頭にないものの紹介になります。ひらにご容赦下さいな。

過去にも何度か似たようなモノをご紹介していますが、
これはElfin Knights Projectの協力で完成しました独鈷剣です。
(`ー´)<過去の同系商品は「三鈷柄刀」あたりかな。
(;´ω`)<アレも売り切れちゃいましたが。

三鈷柄刀と違い、「剣」の名を冠しておりますが、
その名の通り、

完全両刃の、まさしく剣の姿になっています。
これは過去紹介してその後ちょっと続報が無かった「試製・穿」の刀身…えーと剣身か。ですね。
剣身約二尺四寸五分。鞘は黒呂で腰に差す事は想定していない為、栗型は無し。


柄のほうはこんな感じ。
色こそ違いますが、基本は三鈷柄刀の柄と同様で全金属製です。
柄頭にあたる部分が独鈷を意識した剣型になってます。
(`ー´)<最初の画像、これが穂先だと思うと槍にみえるよね。
(;´ω`)<まぁみえるけどさ。
(゜Д゜)<これで飛龍閃を使えばイチコロだね!
(;´ω`)<危ねぇっつーか鍔ないと出来ないぞアレ。


剣型柄頭部分のアップ。両面でさり気なく梵字が違ったりします。
なんか大日如来を示す梵字らしいですよ。

というわけで好きな人には堪らない、いやそうでない人でもきっと気になるこの商品、「試製・独鈷剣」
価格は77,530円で、残念ながら先述の通り既に売り切れとなっております。

一応あと数本生産する予定ですが、試製だけに今後の仕様が変わったりするかも知れない点、
その数本分で柄の在庫が無くなる為、その後の予定が未定だったりしますので予めご了承下さいまし。

というわけで今日の更新は以上でありました。
そいじゃ明日は定休日ですんでまた明後日〜。
よしもう寝る!
(;´ω`)<帰ってからにしろ。


1/4
シェフのお薦め。
もう正月3が日は終わりましたが今日は日曜なんですよねこんにちは。
(`ー´)<今年は正月4が日!
(゜Д゜)<コミケ4日目みたいなもんだな!
(;´ω`)<無ぇよ。

さて今日は、お客様のご注文に基づいて製作された特注品をご紹介。
…ただ、いつもとは少々パターンが違う特注品になります。

と言いますのも、
こちらを注文されたお客様からは、今までもかなりの数特注でのご注文を頂いているのですが、
今回はちょっとイレギュラーな形式の注文を頂きました。
具体的にどういった内容かをだいたい述べますと、

・居合に実用するのを前提
・頑丈な半太刀拵に
・刀身二尺三寸五分、柄九寸
あとは任せます

…ワーオ、大胆ー。
いや、元々過去複数頂いた特注例から、こちらもお客様の好み等を把握しているわけで、
そんな前提があった上での発注なのですが。
(`ー´)<なんていうの?信頼の賜物?
(;´ω`)<そうだけどそれは自分で言うことじゃねぇ。

というわけで、そんな注文を元に武装商店と職方が頭つき合わせて完成させたこの特注品、
どんな仕様になったのか早速ご紹介していきましょう。


とりあえず刀身は注文どおり二尺三寸五分で、通常の樋入り居合用合金(Z合金)刀身。

ちなみに「頑丈な」という注文内容から真鍮製や幅広のゴツい刀身を想像した方もおられるかも知れませんが、
「ゴツい=重量が増す=振る際の負荷が大きくなる=柄/目釘にかかる負荷が増える」
という物理法則の都合上、実用居合刀的には必ずしも「ゴツい=頑丈」ではないんですねコレが。
(`ー´)<勿論ただの金属や木の棒っきれなら、おおむねゴツいほうが頑丈だろうけどね。
(;´ω`)<言われてみりゃ至極当たり前の話だわな。

で、鞘なんですが、

総藤巻の半太刀拵で胴輪は二箇所。

藤巻+金具の場合、普通は鞘と金具の段差を無くす為に、
藤巻|金具|藤巻…と、藤巻を途中で止め、金具を取り付けて再び藤巻を施すのですが、
今回は頑丈さを優先し、先に藤巻を鞘の端から端まで全て施し、その上から金具を入れています。

金具が藤巻の上に来ているため段差があり、腰に鞘を差す際やや帯に引っかかりやすいというデメリットもありますが、
途中で切る従来の藤巻よりも更に強固な造りとなっています。
(`ー´)<純粋な鞘の強度でいえば最強と呼んでいいクラスじゃね?
(;´ω`)<まぁ、鞘全部グルグルに巻き固めて、更に金具で抑えつけてるわけだからねー。


柄の方はこんな感じ。
半太刀拵ですので柄頭の意匠はコジリと合わせた形になっていますな。
縁も柄の強度を上げる為、かなり深め(大きめ)にとってあります。
柄糸は鞘の藤巻に合わせて茶糸、そして武装商店の趣味で鮫皮は黒。
(;´ω`)<そこは趣味なのかよ。
(`ー´)<まぁ単純に黒のほうがカッコイイじゃん!というだけのことなんですが。


また鍔は、龍の透かしが入っているのが判るかと思いますが、
これは赤坂鍔にある双龍図を参考にして作られた鍔です。
昔やった五芒星鍔なんかも同じですが、職方がゼロから造り起こした鍔です。
(`ー´)<ちなみに赤坂鍔ってのは…まぁ、平たく言うと江戸時代の鍔のブランドです。詳細はググれば出てきますよ。

ということで、茶&黒でシブく決めつつ、
拵全体の実用品としての強度を最優先した、正に実用の居合刀でした。
幸いお客様にはご満足いただけました。善哉善哉。

以上、今日の更新はこれにて終了っす。
そいではまた明日お会いしましょう〜。


1/3
「べにはえ」って読みたくなるよね。
いつも金曜に買ってるジャンプですが年明けで流通動いてないだろうし、
発売は早くて今日かなー、と思ってたら昨日帰りに売ってたよごきげんよう。
(`ー´)<流通すごいね!
(;´ω`)<普通なら明後日くらいから動き出しそうなもんだが。

で結局カカシさんって生きてんの?今回も良く判らなかったんですけど。絵がラフで。
(`ー´)<最近ナルトも多いよね、ラフ絵。悪しき慣習ってやつ?
(;´ω`)<読者的にも慣れちまったからな。誰かさんのせいで。

…あ、そうそう。
明日からようやく通常営業に戻りますので宜しくどうぞー。

さて今日は、昨年からあったんだけど昨年までに紹介しきれなかった商品をご紹介です。
(;´ω`)<まだあったんかい。
(`ー´)<おう、あったよ。


「八咫鴉/紅映【Beni-sashi】

八咫鴉のバリエーションです。「べにはえ」じゃなくて「べにさし」です。
(;´ω`)<またわかりづらい読みを。

八咫鴉/濡羽」をベースにしており、金具の鍍金処理も濡羽と同様ですが、
まぁご覧の通り、かなり大胆な色なってますな。


中身は八咫鴉の名の通り、毎度お馴染み真鍮製小烏丸(切先諸刃)刀身です。
いつもながらステキな刀身です。

で、鞘塗りが、

結構久々の登場、印伝と呼ばれる黒地に赤斑になっています。
最初に使ったのは随分前で、悪者壱号弐号こと禍龍&倶利禍羅でした。
(`ー´)<ちなみに「印伝」という言葉は「インド伝来」という意味で、複数の業界で色んなモノに同じ名前が使われます。
(;´ω`)<小桜の柄下地も「小桜印伝」だったっけな。


柄のほうはこんな感じ。
縁頭は八咫鴉のそれですが、柄下地に朱鮫の谷汚し、柄巻は牛本革(表革)。


また、目貫に野晒図を使用。さしずめ悪者伍号ってところか。
非常にバッドでダークにカースな感じ?みたいな。
鍔側面にも赤線が入っていますね。

というわけで非常に赤黒い「八咫鴉/紅映【Beni-sashi】
価格は本革の分や目貫、鞘塗りの分上がっておりまして、
88,490円となっております。
ただの八咫鴉では満足できない方に是非。

っつーわけで以上、今日の更新でした。
そいではまた明日お会いしましょう〜。


1/2
美術刀のご案内色々。
初夢って定義的には1月1日〜2日の夜間に見る夢だという噂なんですが、
まぁ内容覚えてないからどっちでもイイやこんにちは。
(`ー´)<2〜3日の間の夢という説も。…その年の初めに見る夢なんだから原理的には大晦日〜元旦の夢でいいと思うんだが。
(゜Д゜)<今はたいてい年越しの瞬間までは起きてるしな。

全然関係ない話はおいといて、と。
今日は、画像の通り年末年始でめっきり数を減らした美術刀に関する話題ですよ。

■話題T■

お陰様で売れ行き好調で、ちょっと想定より余計に減って現在スカスカになっておりまして、
これからガシガシ発注かけてなんとか数量を回復していきたいと思います。
(;´ω`)<とはいえメーカーも正月休みなので、やや間が空くと思われますが。
(`ー´)<もうちょっとだけかかるんじゃよ!

さて、そこでひとつご相談があります。
今回纏まった数を新たに発注するにあたり、
ついでに暫く仕入れてないヤツも復活させてみようかなぁー、と考えております。

結構まめに美術刀の新型やアレンジを産み出している当店ですが、
なにぶん種類が多く、全種類仕入れると置く場所が無いので、
毎回ある程度種類を絞らざるを得ません。
(`ー´)<店内全部美術刀にしてギリギリな感じ?


というわけで、過去作成して最近その名を聞かない美術刀の中から、
「コイツ復活させてくれないかな〜」とか「アレはもうやんないの?」みたいな希望がもしありましたら、
ちょっとお知らせ下さい。ひょっとしたら優先的に復活させる…かもしれません。
(゜Д゜)<連絡はメールで宜しく!希望どおりになんでも復活させるわけではないのでご了承下さい。
(;´ω`)<中には復活させたくても出来ないものもあるしね。
(`ー´)<昔作って今ないやつ…えーとリストの範囲では沖田7&8とか、梨地シリーズとか、凍桜の何種かもしばらくやってないっけ。

■話題U■

居合刀と違って専用ページが無く、忘れられがちなのですが、
美術刀も一応特注出来るんですよね。
居合刀よりも制限が多かったり一方で居合刀じゃやりづらいことも出来ちゃったりと、
同じ特注でも大分様子が違ったりするんですが。
これも希望がありましたらどうぞどうぞ。
(`ー´)<美術刀の特注例は…この辺とかこの辺とかこの辺かな。

で、美術刀の特注で、最初に纏めた当時から更に色々判ったことがありますので、
ついでにちょっと公開しておきましょう。


「脇差は条件が厳しい」

美術刀では脇差には脇差用の鍔があり、大刀用の鍔は基本的には使えません。
他にも色々と制限が多く、脇差で出来ることはかなり限られます。うーん残念。
(`ー´)<居合刀なら鍔の転用なんかは出来ちゃうんだけどね。


「縁と頭を違う色には出来ない」

縁と頭はセットで運用されており、例えば縁を黒、頭を金、といったことは出来ません。
なお、目貫は一応縁頭と別色に出来ますが、製作時に組み間違えることが多くなる気がします。

ちなみに普段同じ色であることが多い下緒と柄巻も、別々の色にすることは可能ですが、
目貫の件と同様、製作時のミスは多くなるかも。
(`ー´)<「天草」もそうして生まれました。


「仕上がりの個体差が激しい鞘塗りがある」

昨年12/13の紫苑の画像を再掲していますが、一部の鞘塗りはロット、あるいは季節などにより、
外見に大きく差が出る場合があります。
「梨地塗り」「松皮風」などの差が出やすいものに関しては、その点予めご了承の上で御注文下さい。

…えーと、細かく羅列すれば他にも色々あるんですが、
簡単に言えるのはこれくらいですかね。
美術刀の特注も、居合刀よりは制限多いですが出来る範囲はお受けしてますので、
ご希望ありましたらどうぞどうぞ。
(`ー´)<制限多いとはいえ「島原」とか「桜花」とか「M9KS」くらいなら出来るわけだからね。
(;´ω`)<また作為的な例示だなオイ。

というわけで以上、文章多めでおおくりしました。
そいじゃまた明日お会いしましょう〜。


1/1
元旦なので元旦らしく。
どうも明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

……というわけで、お正月に相応しく紅白揃い踏みにしてみました。
去年の元旦は変形ユニコーンで紅白でしたが、今年は2機で紅白が出来ました。めでたい。
そしてシナンジュかっこいいよシナンジュ。

ちなみに今日はあくまでもご挨拶ですのでシナンジュの詳細はまた今度ね!
(゜Д゜)<新年早々ネタをだいじに!
(`ー´)<ネタの枯渇する年明けを乗り切るんだ!

というわけで今日はアイサツだけでしたー。
そいじゃまた明日ー。



おまけ

「キミさー、新年の挨拶に棒立ちってのはどうなのよ」
「あ、スイマセン、僕正座出来ないもんで…」
「…出来ないの?正座?…キミMGでしょ?」
「えと、僕変形メインで関節とかはかなり最低限なんで…膝90度いかないんスよ」


「それならそれで兄弟機の私が正座で挨拶してるんだからさー、せめておじぎくらいするとかさー」
「あ、スイマセン、それもちょっとバランスギリギリで…そのままコケると角折れそうだし」
「じゃあ何なら出来るのさキミは」
「えっとだから変形が…」
「じゃ変形してみてよ」
「あ、スイマセン、ちょっと今説明書が見つからなくて…アレ参照しないと変形中に壊れそうで」
「ダメじゃん!それじゃただのロクに動かない白いジムじゃん!」
「スイマセンスイマセン」

(`ー´)<…なんかいつの間にか漫才になってた。
(゜Д゜)<ちなみに説明書が見つからないのはネタじゃなくてマジ。
(;´ω`)<えーと、どこいったかな…。