10/24 最近緑に凝って…ってちょっと前にも書いたな。 |
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Fate/Zeroはやはり面白いな…Fate全く知らない人に説明しようという意志は全くなさそうですけどねこんばんは。 聖杯戦争とか英霊とか何ひとつまともに説明してない気がするしね! (;´ω`)<今んとこ確かにあんまりしてない気がする。 (`ー´)<まぁ別にそれでいいんじゃないかという気はしますが。 今日は、美術刀を一振りご紹介。 特注用新仕様的なものもさりげなーく盛り込んであるモノです。 基本的には、曇華の色変えモデルになります。 …あ、正確にはメーカーから旧型の鍔が発掘されたのを使用してるので、旧曇華のほうの色変えってことになるかな。 (`ー´)<四角い松透かし、あとどんだけあるんだろうね。 (;´ω`)<基本的には絶版の鍔だからなぁ。 とりあえず先に柄のほうを。 柄糸、下緒が緑になってますが、それ以外は旧曇華と同じです。 で、柄の方はいいとして。 今回の重要な所は鞘のほうですな。 こちら、通常の曇華が黒呂に赤梨地なのに対し、赤が緑梨地に変わっています。 ……いや、それだけですと、少し前に紹介しました美術刀特注と同じなのですがね。 今回のこの鞘塗、それだけではないのです。 隣に普通の曇華の鞘を置いて比べてみると… 赤い方に比べ、緑の方が梨地部分がだいぶ長く、鞘の中ほどまで緑になっているのが判りますかね。 これ、元々は客注でお客様から梨地部分を伸ばせないかと希望がありましてね。 やってみたら出来たので、面白いからウチの通常商品でもやってみよう、ということで今日の一振りに至っています。 (`ー´)<つまり客注のパクりという。 (;´ω`)<リスペクトって言って下さい。 というわけで、この商品は「試/曇華改(緑)」。 梨地が伸びても価格は変わらず、7,870円となっております。 例によって、とりあえず試しに作ってみた感じではございますが、御希望の方は是非是非。 そしてこの鞘塗、「黒呂に鞘先梨地」の拡張ということになりますが、 ある程度黒呂と梨地の面積を指定できるということが分かりました。 まー、コジリから何cmまで梨地、とかそういう細かいことは出来ませんが(そもそも境目が曖昧だし)、 「鞘の真ん中くらいまで」とか「大体2/3くらいまで」とかそういう程度の範囲でお願い致します。 (`ー´)<ちなみに以前、同じく客注で、「手元だけ梨地」というのもやったことがあったりします。 (;´ω`)<下緒の下あたりだけ梨地になる、ってのも中々面白い仕上がりだったねー。 というわけで今日の更新は大体以上っすな。 今日の一振りの方も客注のほうも、御希望ございましたらお気軽にどうぞー。 なお、明日は当店定休日ですんで宜しくどうぞ。 ほいじゃまた明後日お会いしましょうー。 |
10/22 【居合刀特注講座】小柄笄両櫃&返角【第15回】 |
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えらい読みづらいタイトルのような気もしますがこんにちは。 今日は居合刀特注講座ということで、ここしばらく鞘から離れられませんが、今回もまた鞘関係です。 鞘のオプションパーツ編といったトコですかね。 (`ー´)<まぁ、ぶっちゃけ無くても困らないマニアックな要素です。 (;´ω`)<むしろあった方が困る場合もあったり。 ■小柄笄両櫃■ 小柄と笄そのものについては過去、単品で販売してる小柄笄の紹介記事で割と詳しく説明してますので、 「…こ…がら?」とか、「笄ってなんて読むの?」と思った方がおられましたら、まずそっちから読んで頂ければ。 で、その過去記事でも触れておりますが、小柄&笄が納まるのが小柄櫃&笄櫃の両櫃です。 鞘の鯉口のところ、抉れているのが分かりますかね。 これが鞘の両側にあり、 こんな感じに、小柄、笄が納まるわけです。 ちなみに鍔の意匠でよくある左右の穴は、画像のように小柄・笄が頭を出すための空間なわけですな。 打刀の様式として両櫃があるモノが「正しい」、という言い方は出来るのですが、 一方、手間でコストがかかるので、昔から(江戸期以前から既に)しばしば省略される部分でもあります。 模擬刀剣においても、特別な拵(本歌再現で真面目に製作したヤツとか)でない限り、 普通は両櫃を実装することはありません。 なんといっても手間な分、コストはもとより時間が非常にかかってしまうなのが問題でしてな。 (`ー´)<特注で両櫃を取り入れる希望があった場合、必ず「納期はそれだけで超大幅に延びるよ!」とお知らせしています。 (;´ω`)<まぁ、比喩とかではなく、単なる事実なんでね。 なお、居合刀規格の両櫃は鞘の厚み等の都合からかなりタイトだったりする都合で、 使える鍔のデザインが限られる(両櫃穴の大きいモノ以外不可)、刀の抜き差しの際に鍔・縁金具と干渉する、 小柄・笄本体を若干変形させる必要がある等、些か強引な処理になる部分があることも予めご了承下さい。 以上を踏まえた上で、小柄笄櫃を実装したいという希望があれば承りますです。 ちなみに、本歌(真剣)の鞘師に依頼して、 いろんな意味で完璧な(上記のような無理もない)両櫃を製作する事も可能です。 画像のように過去特注でやったこともございますが、この場合当然鞘本体も本歌仕様になったりしますので、 時間はもとより金額的なコストが大変な事になります。 (`ー´)<本歌だもの、仕方ないね。 (;´ω`)<流石に出来はとんでもなく良かったなー、アレは。 そんな感じですので小柄笄両櫃については、当店としてはあまり積極的にお奨めすることはありませんが、 希望があればどうぞ。 ■返角■ へんかく…じゃなくて、「かえりづの」です。 漢字や送り仮名にいくつかパターンがあるんですが、とりあえずここでは「返角」で統一しときます。 これは鞘の中央部くらいに付ける部品で、役割は「鞘止め」。 打刀は基本的に口がキツく、ただ柄をひっぱっただけでは本体に鞘が付いてきてしまうのですが、 その鞘にフックを付けておくことでフックが帯に引っかかるので、鞘を押さえなくても刀が抜ける、というわけですな。 (`ー´)<返角を文章だけで説明するのはムズイなぁ。 (;´ω`)<まぁ、仕方ない。 元々、打刀には標準で付いている部品で、 イザという時に片手ですぐ抜く必要があるような時代(戦国時代等)では必要な部品でもありました。 ただ平和な時代になるとうっかり引っ掛けたりと邪魔になることも多く、 あまり必要とされなくなり、しばしば省略されるようになりました。 (`ー´)<江戸期の文献で「近頃の若いモンは鞘に返角も付いてなくて云々」なんて話もあるらしいよ。 (;´ω`)<まぁ、あらゆる時代の定番ワードだな。 上の画像は戦国期風の、やや下よりでフック自体は斜め上を向いている付け方ですが、 このように江戸期風に、鞘真ん中に据えることも可能です。 他にも返角そのもののサイズもいくつかあるんだったかな。 そんな感じで、居合刀に返角を導入することは可能です。 ただし、見ての通り返角は非常に小さい面積で鞘に取りつけられている為、 帯に引っ掛けてた際に外れたり折れたりする事がしばしばありますし、 刀を鞘ごと外す時等も、うっかり引っかけて破損してしまう事もあったりしますので、その辺りはご了承下さい。 (;´ω`)<まぁ、省略されたのも無理はないというのが判るわ。 (`ー´)<実戦的ではあるが日用には向かないのよね。 ■最後に■ 以上、今日は鞘に付随するオプション2点の話でした。 どちらもいいことばかりではなかったり、無くても日本刀として成立しなくなるわけではない、というものですが、 実装したいという希望がございましたらどうぞ。 (`ー´)<本歌の打刀を再現しようとすると大抵必要になるよな、この辺って。 (;´ω`)<拵ごと現存してるような高級拵だと、付いてるの多いからね。 ほいじゃ今日の更新はここまでってことで。 なお、明日はHP更新担当がお休みの予定のため、HP更新が無い予定です。 お店自体は店主が営業しておりますんでどうぞどうぞ。 そいではまた明後日お会いしましょうー。 |
10/21 とりあえず一度やっておかないとね+なんか仕様変わってた |
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あ、まだサヨナラノツバサは観てないですこんばんは。 そのうち、時間があるときにじっくり観るんだ…(暫く観れそうにないフラグ) (;´ω`)<いやまぁ劇場で一度観てるわけだしそこはそれ。あ、ゲームもあるんだっけ。 (`ー´)<まぁゲームはいずれついででちょっとやってみるくらいのアレで。 さて、今日は美術刀の紹介ですが。 前から存在は知ってたし特注講座でも触れてたけど、 店頭商品に使った事が無かった部品を用いて、試作を一振り作ってみました。 最初の画像のヤツがそうなんですが、柄が長い薩摩拵風になってます。 とりあえず刀身は普通の樋入り刀身、刃文は直刃。 鞘塗は赤潤みで、コジリ金具などは無し。 あと下緒が白です。 で、柄が薩摩風の長い柄。 美術刀特注講座においてこの薩摩柄には柄下地が三色(黒、赤、白)あると説明していましたが、 これが白になります。遠目には普通の白鮫と大して変わらなく見えますかね。 あと柄頭は丸い肥後型です。 (`ー´)<現状、薩摩の白柄は柄頭丸いのしか作れなかった…と思う。 近づくと、鮫皮風の普通の柄下地と違い、ブツブツのないフラットな合皮張りになってます。 また他の薩摩柄と同じく、目貫は無しですな。 それから柄糸は黒で、鍔は木瓜型紗綾紋風。 ちなみにこの一振り、基本的には薩摩の柄下地白を店頭で撮影する為に構成したといってもいいモノですが、 せっかくなんでこないだ単行本も紹介した某妖怪首おいてけの刀をデザインソースにしてます。 …まぁ、ソースなだけでマジメに似せたとかいうほどでもないですけどね? (`ー´)<もっと薄汚れさせた方がそれっぽいかな! (;´ω`)<まぁそうだけどさ。うちで汚すわけにはいかんわな。 というわけで商品名は島津豊○拵…じゃなくて、「試/薩摩七拾」。 価格は9,520円ですよ。 もちろんこの柄は特注にも使えますんで、 白い柄下地で薩摩拵風にしたい方や、別に薩摩じゃなくても柄がゴツい刀が作りたい方は是非どうぞ。 それからついでにもうひとつ。 こちら、「千葉周作拵」です。 以前紹介したメーカーの通常モデルなんですが、なんか最近になって仕入れてみたら微妙に仕様が変わってました。 最初の画像で既に変わってる点が明らかなんですが、 なんか鞘塗が、以前は普通の黒呂塗りだったのに、 「赤潤み塗り→上から黒塗り→乾く前に鞘真ん中〜コジリくらいの黒を拭き取る」 みたいな鞘塗に変わってました。 (`ー´)<みたいな、とは書いたけど多分実際にそういう処理をしていると思われる。 (;´ω`)<わー、また新たな鞘塗パターンか? ちなみに価格は変わっておりませんで、8,880円となっております。 仕様がかわってますがヨロシクどうぞー。 (`ー´)<…今後すっとぼけて元の仕様に戻る可能性とかもありますけどね。 (;´ω`)<まぁ、少なくとも今はこの仕様ですよ、ということで。 そんな感じで以上、今日の更新はこんなもんで。 ほいじゃまた明日お会いしましょうー。 |
10/20 ジェノアスは犠牲になったのだ… |
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「ガンダムじゃなくても、やってやるからな!!」 『センターハッチ、開きます』 ごごごごご… 「あっ」 〜お知らせ〜 本日はHGジェノアスを紹介する予定でしたが、 都合により予定を変更して、 マクロスF劇場版BDのほうを紹介したいと思います。 (;´ω`)<なんの都合だ。 (`ー´)<強いて言うならラーガンの都合かな。 というわけで長いオープニングでしたがこんにちは。 発売日をバッティングさせるからこういうことになるんだ。 (;´ω`)<そういやガフランもちゃんと紹介してないんだったっけ。 (`ー´)<本当は今日ジェノアスを倒したガフランを紹介するという計画もあったんだが。 そういうわけでサヨナラノツバサのBD、しかも超時空スペシャルエディションをわざわざ買って来たのですが。 これ、超重いです。貫禄の1kg超級です。 まぁそんだけオマケが豊富なわけですが、 付録の大半が紙媒体なので重くなるんですよね。 ちなみに箱には更にBDケース1本入れられそうなスペースがあり、 イツワリノウタヒメがぴったり入りそうな気がします。多分。 付録その1、アフレコ台本。前後編で1冊ずつ。 普通に台本であり、分厚いので全重量の多くを占めます。 本当に普通の台本なのですが、 楽曲(下段)に沿ったプロットになってる辺りは、見てて面白いかも。 (`ー´)<逆に言うと本当にただの台本なんで、じっくり読んで面白いもんでもないんだけどね。 付録その2、劇場版パンフレット縮小版。 劇場で販売した2作のパンフをそのままBDケースサイズに縮小したものです。 中身の広告も当時のままです。 劇場は行ったけどパンフ買ってない自分にとってはアリな付録ですかねー。 (`ー´)<劇場でパンフ買った人にとっては「んな小さいの付けられても」って感じかもねぇ。 付録その3、ジャケットサイズポスター集。 つまりマクロスFタイアップ商品やらなんやらで製作した各種ポスターをBDジャケットサイズで全部入れた感じですね。 1番くじとかうまい棒とか色々あります。 …いるかと言われると「貰っても困る」って感じですが! 付録その4、ミニ複製原画集。 うん、まんまですね。じっくりながめると面白そうですが時間の都合でまだちゃんと見てません。 その他、BOXそのものが付録な他、PS3用のカスタムテーマダウンロード権とか付いてきますね。 んで本体のほうですが。おまけに比べると超コンパクト。 本編ディスク(劇場版本編に特典映像68分+ゲーム全入り)のほか、特製ケースとフルカラーブックレットが付いてきます。 特典映像とゲームは勿論観てない&やってないのでなんともコメントできませんが、 ブックレットは微妙に付録とかぶりつつも色々載ってます。 アルカトラズ慰問バンドはラブリーボンバーっていうのか。今知った。 しかし3人はともかくレイ枠が笑っちまう。他におっさんいくらでも居たのになぁ。 そしてお約束のフィルムコマ。 前回は逆さまのミシェルだったけど、今回は何かわかるかなー? もうちょい拡大したのがこちら。 …あぁ、めっさクライマックスですねこれ。 アルトの勇姿が……小さくて見えません。 (;´ω`)<以前の逆さまミシェルといい、なんか最後の方ばっかり引くなぁ。 世間では映画泥棒も出回ってるという噂ですがある意味それって当たりなんじゃね?と思ったり。 というか、もっと中途半端な製作会社ロゴとか引く人もいるってことかしら? (`ー´)<続報が待たれるな! まぁ、そーゆーわけで以上、1kgの紙束の紹介でした。 今日の更新はこんなもんで。 ほいじゃまた明日お会いしましょう〜。 |
10/19 最近緑に凝ってます。みたいな。 |
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たまたま緑が被ってるだけなんですけどね。こんばんは。 今日は軽く美術刀の紹介とか。 (`ー´)<客注もふくめて最近緑色関係が多いのよねー。 (;´ω`)<客注の大半は紹介してないので言うだけですが。 まーそういうわけでこの緑色の一振りなんですが。 基本的には拵短刀/Verte et Noir(仮)のロングサイズ版ってな感じですが、 以前凍桜で赤黒をやったときとはベースや細部が異なります。 刀身はいわゆるカマス切先刀身です。 で、鞘は切返し塗りの、黒呂/緑潤み。 ……この緑、比較的暗く出てるので境目とかわかりづらいですね。 (`ー´)<最初の画像なんか鞘の緑色わかんないしな。 鞘の切返し部分を拡大してこんな感じ。 ちなみに下緒は緑になってますな。 んで、柄のほうがこんな感じ。 鍔は笹竹透かし図。 柄は黒の柄下地に縁頭目貫が銀、柄巻が緑と黒の交差巻。 そんな主に緑のこの商品、商品名は「試/加藤清正拵改 緑黒」。 価格は9,360円となっております。 ……え、どっから清正が出てきたかって?(棒読み) まぁ、一見して通常商品の加藤清正拵と大分雰囲気が違うようではありますが、 実際には、加藤清正拵をほんのちょっと変更しただけの商品なんですよね。 例えば特注仕様テンプレに放り込むとこんな感じ。
こうして見るとただ色が違うだけですな。 ね、簡単でしょう?とか言いたくなるレベル。 …あ、ちなみに加藤清正とは目貫が異なりますが、 これは目貫はベースのままで指定したのに、出来上がってきたら何故か龍になってただけです。 (`ー´)<客注だったらリテイクするとこだけどな。まぁウチの商品だしいいや、ってことで。 そんなわけで、試作品ですがよろしくね、といいつつ、 軽く仕様変更するだけでも随分雰囲気が変わって面白いよ?と美術刀特注へも誘ってみる露骨でいやらしい更新でした。 (`ー´)<露骨に我々の特注を推奨してくる…いやらしい…。 (;´ω`)<まぁ、実際わりと気軽にオレ様オリジナルが作れるわけだし面白いと思うんだけどね。 ほいじゃ今日の更新はこんなもんで。 また明日お会いしましょうー。 |