6/7 ま た 美 術 刀 で す |
---|
アルルーナ…クリア前に倒すか…こんばんは。 (;´ω`)<また寄り道か。 (`ー´)<いつものことさ! さて、今日も今日とて美術刀についての御案内。 新製品ではなく、既存品の仕様変更と仕様間違い(多分)の紹介です。 (`ー´)<単に間違っているというわけではないんだよ! (;´ω`)<うん、片方はな。 まずはこちら。 この商品は「曇華【Dan-doku】」です。 基本黒いけど鞘先だけ赤梨がはいっているのが特徴的。 初紹介はこの辺なんですが、この度都合により仕様変更となりました。 以前は四角いシルエットの松透かし図鍔だったのが、 この複雑な曲線シルエットになりました。 メーカーの方で四角いヤツの扱いを終了した為、 同じ松透かしってことでこちらに変更になったそうです。 (;´ω`)<四角い鍔は特徴的で良かったんだけどな。残念。 (`ー´)<この鍔も大概個性的だけどな。 鍔以外は変更なく、価格も変わらず7,870円です。 今後は基本的にこの鍔になりますのでよろしくどうぞ。 そしてもう一振り。 コイツは「枝蓮【Shi-ren】」として発注したものです。 初紹介はこの辺。 …えー、ぱっと見てあからさまに仕様が違ってますが…。 通常紺糸であるところが、青糸になってます。 同じ青系ですが大分派手になりましたなぁ。 (`ー´)<糸に引っ張られて、鞘が紺塗りなのに紺に見えないな。 (;´ω`)<全体印象変わったなぁ。 紺糸が無くなった訳でもないですし、 流石にこうまで印象が違うと同名商品として扱うのは問題がありますんで、 こちらは商品名「枝蓮【Shi-ren】/青糸」としておきます。 勿論価格は通常と変わらず、8,400円となっておりますよ。 桜シリーズにかまけて微妙にウチの通常オリジナルラインを最近作ってませんでしたが、 さっき色々発注しましたんで、そのうちまた新作美術刀色々紹介できると思います。 (`ー´)<またウチ好みの感じで色々出したよ。凍桜系とかその他。 (゜Д゜)<早く来るといいな!最近ネタ不足だし。 んでは今日の更新はここまでー。 明日は定休日なんで、また明後日お会いしましょう〜。 |
6/6 ジュラルミン刀身が本気を出したようです |
---|
ようやくちゃんと暑くなってきましたねこんにちは。 別に嬉しくはないんですが。未だに寒いよりはいいか。 (`ー´)<あと不安定な天気予報なんとかなりませんか気象庁さん。 (;´ω`)<予報は予報です。 今日の更新は、ジュラルミン刀身の居合刀を二振りご紹介。 完全な居合刀規格ですが、刀身がジュラルミン製です。 ジュラルミン刀身の居合刀規格品は今までにもありましたが、 今回は今までと違う刀身になってます。 抜くとこんな感じ。 元身幅32mmで幅広く、長さは約二尺四寸五分。 また既存と全く違う表面処理になっています。 実際に既存のジュラルミン刀身と比べると非常に判りやすくなりまして… 各画像上:今日のヤツ 各画像下:既存のジュラ刀身(無銘九字兼定Light) 通常のジュラルミン刀身は約二尺三寸五分、元身幅28mmで、 刃文は一重となっていますが、 今回の刀身が明らかに一回り大きく、表面処理も綺麗なのが判るかと。 ちなみに元々ジュラルミン刀身はメッキを使っておらず、 地金表面を直接加工して刃文等を出しているのですが、 今回の刀身もメッキは使わず、地金加工だけでこの仕上がりにしています。 (`ー´)<鎬のツヤツヤも磨いて出してるんだぜ。 ちなみに、 ほぼ同じシルエットの真鍮幅広二本樋刀身と比べるとこんな感じ。 各画像上:今日のヤツ 各画像下:真鍮幅広二本樋刀身(無銘九字兼定HW) 樋の本数以外、全く同じ刀身だと言われたら信じそうな外見です。 しかし実際にはジュラルミン刀身なので、重量は真鍮の約半分程度になってます。 (`ー´)<幅広真鍮は抜き身1100〜1200gくらい、ジュラは600g前後くらい。 そんな幅広ジュラルミン刀身が二振りございまして、 二振りとも刀身、鞘は共通ですが柄周辺が違います。 こちらは「波龍図拵」。 縁頭は銅古美の波図、目貫に龍。 鍔が厚手の龍図鍔になっています。 鍔の分、後述の鉄肥後より全重量が重めです。 そしてもう一振りがこちら。 こちらは「鉄肥後拵」。 頭の丸い肥後金具で、目貫は鎧袖図。 鍔は影蝶透かし図です。 肥後金具に合わせてといったところですかね。 (`ー´)<肥後ってーとこの鍔多いね。 (゜Д゜)<まぁ有名な本物がいるからな。 拵でそれぞれ価格が違いまして、 「幅広ジュラルミン刀身・波龍図拵」は61,490円、 「幅広ジュラルミン刀身・鉄肥後拵」が55,490円となっております。 (`ー´)<刀身ジュラですが幅広規格なんで、価格は他の幅広居合刀と同程度になりますねー。 (;´ω`)<まぁ、居合刀だからね。 一見ゴツイけど軽量で居合刀規格ということで、 重量にこだわりのない、あるいは軽いものを推奨する居合流派にお薦めかも。 (;´ω`)<外見はゴツくてかっこよく、しかし軽量というのも偏った仕様だね。 (`ー´)<軽い方が痛みにくく安全という見方もある。何事も一長一短だわさ。 そんな感じで以上、今日の更新はこれまで。 そんではまた明日お会いしましょう〜。 |
6/5 桜プレイバック |
||||
---|---|---|---|---|
センチュリースープ…元祖も復刻版も味同じなんでしょうか。 どういう原理ですか。ごきげんよう。 (`ー´)<絵の具いろんな色混ぜていけば最終的に黒くなるのと一緒じゃね? (;´ω`)<なんだその有難味の無い例えは。 さて今日は、桜シリーズが色々再入荷したりしましたので、 ここらで1回店頭在庫のあるものを再紹介しようと思います。 再入荷&在庫案内+桜シリーズまとめみたいな。 とりあえず最初の画像のが「千歳桜(¥6,780)」「千歳桜/脇差(¥4,840)」ですね。 (`ー´)<いやらしい。土方歳三拵(カマス切先)の下に配置するとかいやらしい。 (゜Д゜)<…本数多くて纏められないからあちこちに散らばって配置されてるだけですじょ? それからそれから… (画像上の大小)「宗堂桜(¥6,450)」「宗堂桜/脇差(¥4,840)」 (画像下の大小)「左近夜桜(¥6,450)」「左近夜桜/脇差(¥4,840)」 えーとすばしっこそーなのと左利きっぽい感じのですね。 やっぱりメインキャストからだろ常識的に考えて。 …いやたまたまそういう順番になっただけなんですけど。 あ、ちなみに「右京血桜」大小(5/22紹介)は品切れ中です。 (画像の上から順に、手前の二本掛を除いて)
ここはかなり纏まってまして一気に。 何気に6本中5本は同じリンク先だったりしますが。 ちなみに御陵の脇差は品切れ中ですな。 (`ー´)<深山桜、埋もれてんな。 (;´ω`)<まぁ配置の都合で。この中で一番上にしといた方がいいかなぁ。 (上から順に)
これでラストー。 あ、金剛桜は大小とも品切れ中です。 二上桜は何気に人気ですね。薩摩緋桜も初入荷時、割とあっさり無くなったっけか。 二上桜大小の下緒の結び方が紹介時と違いますが、撮影後にちゃんと直しました。 ……あれ? 大峰桜って未紹介? (`ー´)<おおっとうっかり未紹介のまま集合に入れちまったーい。 (;´ω`)<なんかわざとらしくないですか。 いや、大小揃ってから紹介の予定でしたがまだ揃ってませんでね。 まぁ折角なので今日紹介しちまいますか。 というわけでこんな感じ。 「大峰桜【Omine-zakura】」 ¥6,450 名前はなんか大男っぽい雰囲気だったから。 (゜Д゜)<テラアバウト。 (`ー´)<いつもそんなんじゃん。特にコレの場合はかなり脇y(以下略 刀身と鞘は極めていつもの感じです。 下緒は白になってますな。 柄は下地白、柄糸黒、金具が金。 金のぶん派手といえなくもないですが、まぁベーシックな方ですかね。 鍔は龍図鍔の金差し。 …まぁ、金っぽかったんで。 (`ー´)<この鍔、金鍍金のにすることも出来たんだが。。 (;´ω`)<ウン、でもちょっと派手すぎるんだよね。 先述のとおり、これと同形の脇差も、そのうち来ます。…多分。 というわけで補充も来ました桜シリーズを宜しくねー。 以上、今日の更新はこんなもんで。 そいじゃまた明日〜。 |
6/4 更新そのものは超軽量。 |
---|
…あ、なんか写真添えようと思ってたけど忘れてましたこんにちは。 どのみち内容とは関係ない画像にしかならないし、まぁいいか。 (`ー´)<今日は文章のみだよ! (゜Д゜)<超短いよ! 今日は「居合刀特注」の更新をお知らせします。 気がついたら8〜9ヶ月くらい、特注例のリストを纏めてなかったんで、 取り急ぎ今年二月までまとめてみました。 …ほんとは5月まで行こうかと思ったんですが…ちょっと…時間が……。 (゜Д゜)<スマン!どうしても店頭業務の合間での作業になっちゃうからね! (;´ω`)<近々に5月までまとめる予定です。まとめたいです。まとめるべき。 (`ー´)<今回画像も貼ってないから、そっちもね。 しかし…なんか今日纏めた分、 同じのを作るのが無理だったり極めて大変だったりするものがやたら多いような気が。 一部今後の参考にはならない部分もあるかもしれませんが、 特注の参考にして頂けましたらこれ幸い。 (゜Д゜)<出来ることはやりますよ! ちなみに、居合刀特注とは別項で、「美術刀特注」の項も作る予定っす。 そっちも最近件数増えてきましたし。この際ってことで。 というわけで、今日の更新時間は居合刀特注ページの更新に費やされましたのでここまでっつーことで! それじゃまた明日お会いしましょう〜。 |
6/3 武装商店推薦図書 |
---|
書物の丘からこんばんは。 今日は武装商店推薦図書の第…何回だっけ?調べたら4回だった。をお送りします。 (`ー´)<なお画像の書物は武装商店資料の「一部」です。 (゜Д゜)<本は売り物じゃないですよー。 第1回のプラモ狂四郎も是非読むべきとは思うんですが、 その一方でこういった、ちゃんとウチの商売に関連するモノも色々目を通しているわけで。 (`ー´)<そういやガンプラが主役のアニメやるんだって? (゜Д゜)<ガンプラスキャナー!胸が熱くなるな…! そんな中から今日も推薦図書を紹介するんですが。 前回は比較的手に入れやすく、安価でイイ感じの学研の本を三冊紹介しましたが、 今回は、イイ感じだけど手に入れ辛い方から二冊ご紹介しますよ。 (`ー´)<敢えて若干ハードル高いのを。 (;´ω`)<別に入手困難ってほどじゃない筈ですけどね。 (゜Д゜)<普通の本屋に売ってないってだけでな。 画像左:『日本のかたな』(東京国立博物館) 画像右:『日本の武器防具』(東京国立博物館) どちらも、通常書籍ではありません。 東京国立博物館が同名の特別展を開催した際の「総目録」なんですね。 (`ー´)<映画の有料パンフみたいなもんだ。 (;´ω`)<厚みは全然違うけどな。 『日本のかたな』の方はかなりの大判で、 カラーページが豊富です。 また特別展のタイトルどおり刀に特化しており、 メジャーどころの刀は殆ど載ってる感じです。 (`ー´)<画像はオリジナル小烏丸。 (´ω`)<名前聞いた事があるレベルのモノはほとんど載ってるので、載ってないの探した方が早そうな感じ。 一方『日本の武器防具』は少し小さく、カラーは数ページしかないのですが、 タイトル通り刀のみならず武器防具全般が掲載されています。 どちらも展示品写真だけでなく各展示品の解説も掲載されてますんで、 分厚さもあり読み応えは十分ですよ。 総目録という意味ではどちらも同じですが、 より新しく大判でカラーも豊富な『日本のかたな』の方がよりオススメっす。 (`ー´)<『日本の武器防具』は1976年、『日本のかたな』は1997年の特別展なのさ。 (゜Д゜)<…そろそろ次やりませんか。時間経過的に考えて。 ちなみに両方並べて見比べてみると、 同じ山鳥毛一文字の下緒の結び方が違うなど、ちょっとした発見があって、 これはこれで面白かったりします。 (`ー´)<画像下が『武器防具』、上が『かたな』。下緒巻いてると傷むから解いたのかな。 (;´ω`)<えらいマニアックな読み方だが。 この二冊は書店流通ではありませんし、東京国立博物館地下の売店でも品切れしておりますので、 探す場合は古本屋、オークションなどを探してみて下さい。 ちなみに『日本のかたな』はオークションで入手したんですが、 昔の所有者がマメな方だったようで、本体の状態もさることながら、 状態良さげな当時の半券とチラシが一緒に挟まってました。レアレア。 (`ー´)<真面目に保存されてた感じが滲み出てくる。 (;´ω`)<武装商店的には実用品なので順調に痛んでいってるが…。 まーそんな感じで、比較的入手し難い推薦図書二冊でした。 それでは今日の更新はこんなもんで。 また明日お会いしましょうー。 |
6/2 ジネタってなんですか? |
---|
ウチのHDDVDデッキが謎の録画失敗起こして色々飛びましたがこんにちは。 …まぁ重要度高いのは飛んでないからいいや。 (`ー´)<つーか重要度高いのって週に何本よ? (;´ω`)<…2〜3本あるかどうか。 さて今日は、前に軽く紹介して、そのうちちゃんとやると紹介すると言ったあと、 一年近く放置された商品のご紹介です。 (`ー´)<正確には11ヶ月かな。放置期間。 (;´ω`)<偶然だが「ちょうど11ヶ月」だな。 DENIX4105、一般に「ジネタナザレソード」等と呼称される商品です。 11ヶ月前の紹介でも軽く触れてますが、 この商品名もなんだか色々ありましてね。 メーカー標準名が… (スペイン語)Espada jineta,fabricada en el Reino Nazari de Granada,S.XV (英語)Jineta sword,made in the Nasrid Kingdom of Granada,15th C こんなんですね。 適当に訳すと「15世紀グラナダのナスル王朝で作られた(ジネタ)剣」みたいな感じ? 敢えて訳さなかった「ジネタ」は、英語でも表記が変わらないのが不思議なんですが、 スペイン語辞書とかを当たったりググったりしてるとどうも英語のJocky(騎手)に相当する言葉のようですね。多分。 まぁスペイン語辞典持ってるわけではないので断言しませんが。 ちなみにスペイン語のJiは「ヒ」と発音するっぽい。 (`ー´)<ヒネタ剣?性格悪そうだな。 (;´ω`)<いやいやいや。 スペイン語と英語でjinetaの表記が変わらない理由は判んなかったので、 あまり気にしないことにしました。 (゜Д゜)<求むスペイン語巧者! (;´ω`)<えー。 画像真ん中が今日のジネタ。 他のDENIX製ロングソードの類と比べるとやや小振り。 サイズから類推すると軽装備の騎兵用に軽量化したって事なんですかね? ちなみに鞘込み全長約91cm、剣身約71cm。重量は鞘込みで約1,9kg、抜き身で約1,2kgってトコです。 (`ー´)<重装備の騎兵がゴツイ剣を大降り〜ではなく、軽騎兵がシャープに突く感じ?みたいな。 (;´ω`)<装飾性を考慮すると実用向けではない可能性もあるわな。 ちなみにグラナダは(ガンダムを抜きにすると)スペインの地名で、 ナスル朝はかつてそこに存在したイスラム教圏の王朝ですね。 その後レコンキスタとかでキリスト教圏に滅ぼされてしまいますが。 イスラム文化圏のモノらしく装飾は派手ですが、装飾に人物とか動物が無く、 植物模様と文字模様で構成されています。 (`ー´)<鍔の形も面白いよね。この鍔のデザインとそっくりの意匠がついたツボとかあったな。 (´ω`)<翼壺だっけか?まぁ関連ありそうな感じだよね。 ちなみに中身はこんな感じ。 DENIXなので同じ剣身の別商品もあったりしますが細かい事は気にしてはいけません。 そういうわけでこの商品、商品名は「4105 ジネタソード」。 価格は12,730円となっておりますよ。 (;´ω`)<えらい普通の名前で納めたよな。 (`ー´)<まぁ判りやすくていいじゃん。 以上、今日の更新はこんな感じで。 そいではまた明日お会いしましょうー。 |