3/5 トンプソン・コンテンダーを作らないか その5 |
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ショートボウで成長率R付きとか落ちてないかなぁ…ごきげんよう。 今日は良い感じの所で時間が足りなくなった第4回の続き、第5回をお送りします。 今回でC3/バレルの仕上げを行いますよ。 エターナルフォースやすりがけ 第4回で隙間を埋めた部分の、食み出ている部分/盛り上がっている部分を削って均します。 番手荒め(180〜240番ぐらい)のサンドペーパーを当てゴム/当て木に固定し、 とにかく平らに仕上げるのを意識しながら削っていきます。 また画像のような、キット表面にあるパーティングライン(型の合わせ目の跡)も不要なので削り落とします。 全体やると大体こんなかんじ。 白い所が大まかに盛って均したところですな。 ところで、表面をヤスリで均していると突然、 こんな感じに穴が開く事があります。 型に原料流し込んで固める際に、気泡が混入するとこうなるわけですな。 ガレージキットの性質上、ある程度発生するのはしゃーないので、 見つけ次第パテ/瞬着で埋め、ペーパーで均します。 荒めの番手のヤスリで大きな段差/隙間/気泡を処理した所でサーフェイサーを吹き付け、表面の状態を確認します。 (`ー´)<1個あると周辺から更に、というのはよくあるので、キズとか気泡埋める→サフ吹く→キズ/気泡が見つかる→埋める→吹く→見つかる…という永久回廊に入る訳だよ。 (゜Д゜)<永遠など無いのだからいつか終わるのだよ。いつか。 (;´ω`)<1箇所見つけたら割り切って周辺全部抉って埋めちゃう、というやり方もあるくらいです。 あ、サフを吹く時はバレル内側とか機関部に入り込まないように注意して下さいね。 画像ではマスキングテープで覆ってます。 (`ー´)<塞がればなんでも。テープとかビニールとか新聞紙を使おう。 パテ修正した箇所が一通り均し終わったら、それ以外の箇所もサンドペーパーを使い平らに均していきます。 「いや、元々平らじゃね?」って気がするかもしれませんが、 分かり易く説明する為、こんな処理をしてみると… 未加工のバレル上面の一部にサーフェイサー(グレーのタイプ)を吹き付ける。 ↓ ヤスリかける。 ↓ …なにやら、随分まだらになりました。 レジンキャストの黒色が見える部分は他より盛り上がっていて削れた所で、 グレーが残っている所は他より凹んでいて削られなかった所、という事になります。 一見して判らない程度の凹凸ですが、この辺をきちんと均す事で後々の仕上がりがグレードUPしますし、 合わせ目を消して修正した面と仕上げを均一化する、という目的もあるので、丁寧に平面を出しましょう。 なお、ヤスる対象が曲面の部分は当てゴム/当て木が無くても大丈夫ですが、 平面を仕上げる時はきちんと当てとかないとヤバいのでご注意下さい。 画像みたいなヤスリの解説を見ると、当て木の重要性が良く分かります。 (;´ω`)<まぁ、当たり前なんだが平らなモノで削らないと平らにはならないって事だな。 大まかな削りが済んだら番手を中くらい(320〜400)→仕上げ用(600〜800)と細かくしていき、 ヤスリ目(ヤスリで削った際に出来るキズ)を消していきます。 平面と直線が完璧に取れているのが理想なわけですが、まぁ一般的な人類の手先には限度がありますので、 納得できる所までやったらフィニッシュさせましょう。 (`ー´)<丁寧に、細かくしていけばいくほど美しい仕上がりに。 (;´ω`)<ここもまた無間地獄か…。 フロントサイト/リアサイトの加工 まぁ、これもヤスリがけなんですが。 それぞれ平面は平面に、曲面は曲面になるのを意識しながらパーティングラインを消し、表面を均していきます。 ちなみにフロントサイトの加工時ですが、第1回で掲載しました「タイラー」を使うと、 このように、妙に曲面が一致するので作業しやすいです。 (`ー´)<なくても出来るけどあると楽だよ。 バレル/フロントサイト/リアサイトの仕上げが完了したら、例によって仮組を行います。 隙間が空くようでしたら更に埋めたり削ったりしてやって下さい。 問題が無い事を確認したら、接着固定します。 これでバレル側がだいたい完成致しました。 仕上がった表面はこんな感じ。 白いのがパテ盛ってあるところですね。 合わせ目周辺は多いです。 この斑点は全部気泡です。 …結構多かったですハイ。 (`ー´)<どれだけ気泡が出てくるかはぶっちゃけ運次第。 バレル後端の、前回スキマになっていたのを盛り上げた部分がこんな感じに。 もはや色が違わなければスキマなど分からない状態に。 (`ー´)<スキマなど無かった(キリッ そんな感じで、バレル部分の仕上げでした。 次回はフレーム側の組み立てを予定しています。 さて…ココまで進んだ段階で、判りにくい所とかありませんでしたか? もしそーゆーのが有れば、メールなりついったーなりでお知らせ頂ければ可能な範囲回答しますし、 同じ箇所の問い合わせが多いようでしたら補習編とかも考えますので、 何か気付いたらお気軽にお問い合わせ下さい。 (`ー´)<いかんせんある程度知ってる・判ってる人間が書いてるもんだから、どこまで書けば判りやすくなるかわかんないのよね。 (;´ω`)<なので、今のうちに確認しておこう、とね。 それでは以上、今日の更新はこんなもんで。 明日は定休日なので、また明後日お会いしましょう〜。 |
3/4 一見似てるようで全然関係ない大小二振り |
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今日は2012/3/4で1234の日なんですねこんばんは。 VITAとか昔にあやかって今日発売日にすればよかったんじゃね?とか思ったり。 (`ー´)<そういやSONYハードは一時期そんな発売日ばっかりだったな。 さて、今日は居合刀規格品を二振りご紹介。 大小で色パターンも近いんで大小セットにも見えますが、ただの偶然であり全く別の商品です。 まずは長い方から。 こちらはある意味シリーズものでして、 過去2回、2011/9/3と12/15(の後半)に紹介したものと似通っております。 刀身は通常のZ合金より1ランク落ちる素材を使っており、そのぶん通常よりちょっと重め。 刃文は吉行。まぁ、普通の湾レ刃文ですね。 竹籠図のコジリが付いており、後述の縁頭と揃いになっているのも今までと同様になります。 目貫は普通の龍図ですな。 で、今回最も特徴的なのが鞘塗。 コジリ側のほうは黒呂塗りですが、手元側は黒石目塗りの、 切返し塗りとなっております。 美術刀ではしょっちゅうやってる切返し塗りですが、居合刀では珍しいです。 手間の都合で時間やコストがかかりますからね。 (;´ω`)<まぁ、普段居合刀で積極的に作ることは無いな。 (`ー´)<一応出来る、というのは過去特注例で示してますけどね。 それからこのシリーズは毎回あんまり見たこと無い鍔が付いてくるんですが、 今回もあんまり見たこと無い鍔でした。 木瓜型に瓢箪図といったところでしょうか。 というわけでこの一振り、商品名は「吉行 切返し鞘」。 価格は過去二振りと同じく44,990円と仕様の割には妙にお買い得になっております。 そして短い方のもう一振りがこちら。 脇差規格の一振りです。 …なんか居合刀脇差の商品を紹介するのは久々な気もします。 刀身は通常の居合刀脇差刀身一尺五寸、刃文は虎徹。 鞘塗は黒石目と、この辺も極普通ですな。 目貫は虎図で、ハバキ・切羽が金になっています。 実はこの一振り、「居合刀 虎徹」の脇差を意識した拵になっていまして、 鍔や縁頭は居合刀虎徹と揃いになっています。 (`ー´)<ま、虎徹の鍔と縁頭は廉価で標準的な金具なので、「居合刀 黒石目」とも共通なわけですが。 で、居合刀虎徹と明確に違うのが柄下地なのですが。 ここまでの画像だと普通の黒鮫に見えるでしょうか。 実はこの柄下地は… 鮫皮ではなく黒の牛本革になっています。 拡大すると判り…やすいかどうか微妙ですが、鮫皮とは違うかなー?というのは判るかと。 (;´ω`)<細かい鮫皮で似たような見た目になることはあるからなー。 まぁ、そういうことでこの商品、商品名は「試作・虎徹脇差」。 価格は33,020円となっておりますよ。 お手持ちの虎徹や居合刀黒石目に合わせて飾ってみたりするのはどうでしょう。 そんな感じで以上、今日の更新はこれまで。 そいではまた明日お会いしましょう〜。 |
3/3 やっと出来ました。長かった。 |
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シナリオ進めるよりもついアイテム漁りに傾倒しちゃうんですよこんにちは。 鑑定費用が足りないのが悩みどころです。 (;´ω`)<…金ふやしてからインストールするべきだったかな。 (`ー´)<まぁ、地道にやっても十分増えるしいいじゃない。 さて、今日は美術刀のご紹介。 丁度一ヶ月前の2/3に「桜花」の改変試作型を紹介したのですが、 その完成版が今回仕上がってきました。 (`ー´)<…一ヶ月かかったのはちょっとやんごとなき事情があるんですがそれはまた後述。 (;´ω`)<やんごとなくはないと思うが。 前回は廉価な通常刀身を使用していましたが、 今回は樋無しで、かつメッキが上質な刀身を選択。 …この刀身、まーた未紹介の新型なんだよなー。美術刀特注講座にまた新たな項目が(予定)。 (`ー´)<カマスも悪くはなかったんだけど、ちょっと特殊だからなぁ。あくまでも普通の刀にしたかったので。 (;´ω`)<樋は無しにしときたかったしね。仕様的に考えて。 それ以外の部分は基本的に試作型の時から変更無しですね。 鞘が朱呂塗り、下緒が紫。 柄下地黒、金具が金、柄巻が茶合皮の一貫巻、と。 そして鍔は例によって鶴丸透かし。 鷹じゃないよ鶴だよ(しきたり)。 桜花に茶合皮を使えばもっとソレっぽくなるんじゃね?ということで始まったこの新商品、 名前は「桜花弐型」。安直ですが仕様です。 価格は8,400円となっておりますので宜しくどうぞー。 …さて、なんで試作からほとんど変わっていないのに一ヶ月も間が空いたのか、ですが。 原因はこちらにあります。 画像左上端が「桜花弐型」で、残り二振りが時間の掛かった原因というか結果というか。 桜花弐型の仕様でメーカーに発注したところ、 立て続けに2回仕様を間違えられてしまいまして、微妙に仕様が違うものが二振り生まれました。 まぁ、発注どおりではなくても普通にかっこいいので、仕様違いの二振りもこのまま販売するわけですが。 まず画像上のほうが、茶合皮のところを黒合皮で仕上がってきたモノ。 下緒はちゃんと紫だったのですが、折角なのでそちらも黒合皮に変えました。 そして画像下の方が、茶合皮なんだけど一貫巻ではなく、普通の捻り巻になったものです。 柄巻、下緒以外は先に紹介しました「桜花弐型」と完全に共通です。 そんなこの二振り、柄巻黒のほうが「試/桜花 黒」で、捻り巻のほうが「試/桜花弐型」。 どちらも一振り8,070円となっております。 ちなみに本来であれば桜花弐型と同額になるところなのですが、本来の仕様と違うし、ということで、 ちょっとだけお買い得になってます。 (;´ω`)<まぁ、ほんとにちょっとだけど。 という事で以上、今日の更新はこんなもんで。 ほいじゃまた明日お会いしましょう〜。 |
3/2 第2号が来ましてん。 |
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明日明後日の3/3・3/4に1st SAKURA‐BLADE SHOWがありますよこんばんは。 武装商店は普通に営業してるのでディーラー参加とかしてませんが興味があれば是非是非。 詳細はリンク先で。 (`ー´)<宣伝宣伝。ちなみに店主は個人的に行く予定。 (;´ω`)<3/3は開始時間遅く、3/4は終了時間が早いので気をつけてね。 さて今日はまたゴツい刀の紹介なのですが。 昨年の12/18に紹介しました、 「某アレの主人公であるアレ(あの役者版)が持ってる感じの同田貫を、現実準拠に落とし込んだモノ」です。 (`ー´)<伏せ字だらけですが気にしない。 過去何度か経過報告をし、12/18にプロト1が上がってきたこの商品ですが、 今回はプロト2が上がってきました。 今回の一振りでプロトは終了、次回からは量産型、という扱いになるそうです。 (`ー´)<「量産」というほどの本数が作られるわけじゃないんだけどね。 (;´ω`)<あ、ちなみに量産型のほうが価格は高くなります。 さて、そういうことで今回のプロト2なのですが。 プロト1からまた変化した点がございます。 まぁ、量産型になるにあたってまた多少変化するらしいので、 前回と同様に今回もオンリーワンな仕様になりそうです。 刀身は前回と同様、居合刀の既製品なわけですが、 それ以外は結構細かい違いがありまして。 まず、鞘の塗り方自体は前回と同じなのですが、 鞘塗を施した塗師が前回と異なり、それに伴ない仕上がりも変わっています。 プロト1(及びそれ以前)と比べるとだいぶ大人しい仕上がりになっていますね。 金具も基本形状は同じですが、千鳥模様のパターン他、細部変更されております。 ゴツイ・スゴイというのは全くもって相変わらずですが。 柄などは前回とほぼ変わらず、ですね。 先のものと同じ、金具表面のパターンの違い等はありますが。 んで、明確な違いがこちら、ハバキですね。 前回は二重の黒染でしたが、今回は無地の山銅(やまがね)風仕上げとなっています。 山から出たての銅鉱石のような色合いを再現した感じですね。 (`ー´)<またはくすんだ十円玉の色だな。 (;´ω`)<いやあの、もうちょっと格好いい表現にしましょうよ。 それから鍔は前回が職方手造りの一点ものでしたが、 今回の鍔は今後の量産型のベース(原型)になるそうです。 また、通常居合刀には大概付属している刀袋ですが、この商品には付属していません。 予めご了承下さい。 と、いうわけで今回のプロト2、商品名は「試作・同田貫正國 弐」。 価格は前回よりやや高く、315,000円となっておりますよ。 (;´ω`)<量産型に近づくとともに価格は上がるという。 (`ー´)<今後の量産型はもっと値段上がるからね? そんな感じで今日の更新はこんなもんで。 ほいじゃまた明日お会いしましょうー。 |
3/1 もうきたのか!はやい!これで売れる! |
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クリスタルロッドが強すぎて手放せないなごきげんよう。 今日は早くも再入荷しましたElfin Knihgts Projectの金剛杵のご紹介でんす。 (`ー´)<通常なら着かない時間で急遽。 (;´ω`)<誤字無しで書くと普通の文言だな。 つい先日の2/25にElfin Knights Projectの金剛杵二種を紹介したのですが、 サクッと完売してしまったので、中の人に頼みこみ、本日再入荷致しました。 単なる再入荷なら更新ネタとして弱い所なのですが、 今回ちょっと仕上げの違う試作版も一緒に来ましたので、 そちらも併せて紹介致します。 まずこちら、「青銅製独鈷杵(桐箱付き)」。 前回と全く同じですね。27,300円となっております。 仕様も前回と同じになりますので、詳細は前回をご参照下さい。 あ、従来のハイメタルの方も現在各種在庫ございますんでよろしく。 さて、お次はこちらなんですが。 画像上のほうが、前回と同じ「青銅製組み合わせ五鈷杵/大型(桐箱付き)です。 仕様は前回と全く同じで、価格は77,700円となっております。 そして、画像下のほうが、ちょっとだけ仕上げの違うバージョンとなっています。 画像を通して見られる範囲では「ん?いわれてみればちょっと違うかな?」という程度かと思いますが、 画像下のほうは表面の研磨を強化した「強研磨版」です。 この研磨の成果が一番判りやすいのが、分割断面でして… と、ご覧の通り画像下側の方が分割断面まで圧倒的にツヤツヤです。 ちなみに他の部分も現物を見比べれば色合いが違うのが分かるかと思います。 (`ー´)<強研磨のほうが銅の色が鮮やかなんだよね。まぁ、画像で伝わるかと言われるとアレなんですが。 ただしこの強研磨版、分割断面までガッツリ磨いてしまったために、 組み合わせた時の隙間が若干大きくなり、通常のものよりやや咬み合いが緩くなりました。 仕上がり・見た目はUP、組み合わせのフィット感はDOWN、といったところでしょうか。 そんな「青銅製組み合わせ五鈷杵/大型(強研磨版/桐箱付き)。名前長っ。 この強研磨版は試作ということで、今回の1本限りとなります。 価格は通常と同じく77,700円となっておりますので、御用の方は是非是非。 (`ー´)<いやまぁ、通常版も研磨すれば強研磨版になるわけだが。 (;´ω`)<業務用の本気研磨と同じレベルまでやるのは大変そうだけどな。 ちなみに今日紹介の3点とも、商品名の通り、 前回と同仕様の桐箱が付属しますのでよろしくどうぞ。 (`ー´)<今回の箱は前回と同じ仕様(サイズ)ですな。 なお組み合わせ五鈷杵のほうは、今回入荷した2本(強研磨含む)で初回ロット分終了で、 次回ロットは現時点では未定となっておりますのでご了承下さい。 (`ー´)<独鈷杵の方はちょっとだけ補充ある予定です。 というわけで以上、今日の更新はこんなもんで。 ほいじゃまた明日お会いしましょうー。 |
2/29 ヘンリーライフル |
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ひどいよあんまりだよ。こんにちは。 まどかのfigmaがあれば尚良かったんですけどね。 (;´ω`)<あったとしてどう置くつもりだったのか小一時間。 (`ー´)<ノーコメントで。 さて、今日のTOPは意味も無く再入荷のDENIX製品「投石器(¥3,940)」ですが、 それは置いといて本日紹介しますのはコチラ。 「DENIX 1030L ヘンリーライフル」です。 DENIX製品として前からあった商品ですが、最近新たに仕入れました。 見た目の通り、レバーアクションのライフルです。 このレバーを見ていると、こちらの 「ランダルカスタム(¥12,100)」の同類にも見えますが、 今日のヘンリーライフルは同類というよりはご先祖様にあたる銃ですね。 レバーアクションの銃としてはかなり初期型で、これより前のレバー式としてはボルカニック銃があります。 ボルカニックライフル>改良してヘンリーライフル>更に進んでウィンチェスター、みたいな。 (`ー´)<「スミス&ウエッソン」もボルカニックから分派した会社だったりします。これ豆な。 南北戦争時に主に北軍で使われた銃の一種で、 その後幕末の日本にも少数入ってきたという話もあったりもします。 (`ー´)<南北戦争後に余剰になった武器が、新旧入り乱れて幕末の日本に大量に持ち込まれたからな。さもありなん。 現代の弾薬と同じような、いわゆる金属薬莢を用いた銃で、16発装填可能。 記録では一分間に28発撃てたとかなんとか。 まだまだ先込め式の単発銃が主流であった当時においては、極めてチートかつ強力な銃ですな。 …まぁ、一発辺りの威力が低いとか、一度装填したら撃ち尽さないとリロード出来ないとか、 フォアグリップが無いので連射すると左手が熱くなるとか、安全装置があまり安全じゃないとか、 まだまだ色々問題点はあったようですが。 (`ー´)<まぁ、その後改良されていくわけで。 この商品、先ほどの画像のようにレバーアクションは当然再現されてるんですが、 他にも割と地味に色々動きまして、 レバーを止める安全装置?が動いたり、 (`ー´)<あ、固かったり動かなかったりする個体もあるみたいですが仕様です。 (;´ω`)<まぁ、オマケ機能だし。 照準器も一応立ちます。 まぁ、ちゃんと機能するわけではないですけどね。 (;´ω`)<機能したところで弾が出るわけでもなし。 ちなみにここがぽっかり空いてて内部丸出しですが、 別に蓋が無いとかではなく仕様です。 (`ー´)<常識的に考えたら蓋をしておけよ、って思っちゃうけどな。 そして面白いのがこの、銃身の下に見えるスプリング。 なんかバネが張ってあるのを見ると玩具っぽい印象があるんですが、 本物にも入ってたんだから仕方ないですね。 これ、弾を装填するための機構でして。 こう、ツマミをもって、 ぐぐーっと銃口の方まで引っ張っていきます。 当然内部のバネは縮んでます。 で、ツマミを銃口近くいっぱいまで持ってきたところで、 本物はこの画像の部分が横に捻れるようになっている…んですがDENIXではそこまで再現されてません。 この銃口周りの非対称なデザインとか、いかにも横に動きそうですよね。動かないけど。 まぁ、そうしてバネの納まっていた銃身下の空洞(弾倉)に弾を入れ、 銃口を戻すとバネが弾を押してくれるというわけです。…何か昔のエアガンっぽいよね。 金属薬莢使用だけど前装式のように前の方から弾を入れるあたり、 なんか微妙にそれまでの銃の常識から抜け出しきれてない感もありますが、 ともあれそういう革新的な銃だったわけですよ。 (`ー´)<まー実際その後のウィンチェスターとかは手元から装弾するようになってるしね。 そんな感じでこの商品「DENIX 1030L ヘンリーライフル」。 価格は17,090円となっておりますよ。 この辺の過渡期の銃は現代から見ると無駄や謎もあったりしますが、 そういうのがまた愉快なところでもありますね。 というわけで以上、今日の更新でした。 ほいじゃまた明日お会いしましょう〜。 |