10/28〜11/2
そして村正発売、と。

11/2
色々本気な柳生拵です。
かなり早く更新の準備を始めて、画像は過去撮ったものをそのまま使えて、
でも気付いたら時間が押している不思議。ごきげんよう。
(`ー´)<忙しいっていいことですよ?
(;´ω`)<いやほんとに。

さて今日はお客様の注文を元に製作された特注品のご紹介です。
例によって掲載にあたり、お客様の許可を頂いております。
(`ー´)<ありがとうございます。
(;´ω`)<助かります。

そうそう、特注といえばつい先日の10/30に美術刀特注を紹介しましたが。
通常、特注品の紹介は概ね完成順に紹介しているのですが、
先日の美術刀はその後の八重葎を紹介するために、本来の順番をすっ飛ばして紹介しました。
(`ー´)<ま、背景からして明らかなんですが。

というわけで元の順番どおりに戻った本日の特注品はこちら。


ベースになっているのは、過去取り扱った各種柳生拵
複数の柳生(村正とか典太とか)を複合した感じですね。
(゜Д゜)<背景すっきり!
(;´ω`)<昔撮った画像だからな。


刀身は樋入りの幅広二尺五寸、刃文は三池典太(直刃互の目重)。
鞘は印籠刻みに手元藤巻きの黒塗り仕上げで、職方手造りのコジリ/鯉口金具を取り付け。


柄周辺。
柄前は一尺と長めになっています。
黒鮫の柄下地に柄巻は牛本革表一貫巻、目貫には柳生笠。
縁/頭はコジリと合わせ半太刀風の手造り金具を使用。


ハバキの表裏には柳生笠の家紋がレーザー彫刻で刻まれています。
このレーザー彫刻、あまり細かい家紋だと彫刻出来ないのですが、今回は何とか成功しました。
(`ー´)<姫鶴一文字/毘沙門天愛染明王のハバキも同じトコの仕事だな。

さて、そしてこの特注品で最も気合が入っているのがこちらの鍔。


お客様から希望する鍔の画像持込がありましたので、
ソレを可能な限り忠実に再現する為、ワンオフで製作致しました。
(`ー´)<どこかで見た気もするんだぜ!
(゜Д゜)<まぁそういうこともあるだろう。一族の陰謀的に考えて。

真鍮製で縁(覆輪)は叩き出し。
柳生笠は象嵌…と言いたい所ですが、加工した柳生笠図目貫を据えてあります。

鍔の地は赤銅鍍金、紋と覆輪には部分鍍金加工による金鍍金。
かなり手が込んでいます。


また、鍔の裏側を見ると、ちょっと不思議な位置に笠が入っているのが判るでしょうか。
腰にさす際の刀の向きを考えれば、笠が逆さになっているようにも見えるんですが、
この位置、ちゃんと意味がありまして…


このように構えた時に、刃を向けた相手に正しい向きで笠が見えるようになっているんです。
非常に映像的な考え方で面白いですな。
(`ー´)<まぁつまり元ネタ画像の配置そのままなわけで。

ご覧の通りの全体的に高級で、かつ細部に拘った仕様のため、
コストは勿論、お客様をそれなりの期間お待たせすることになりましたが、
その辺りはお客様にご理解頂けましたお陰で、かなりハイクオリティに仕上げることが出来た一振りでした。
(;´ω`)<だいたい凝れば凝るほどに時間はかかっちゃいますからね。

ということで、今日の更新はここまで。
それではまた明日お会いしましょうー。


11/1
更に流れるように太刀繋がり。
携帯ファミコン、落としたくなくて箱にしまったら出すのが面倒になってあまりやらなくなるという罠。
いやむしろ仕事中にやるなと。こんばんは。
(;´ω`)<ほんとだよ。

さて、今日は画像の太刀をご紹介。
太刀という意味では昨日と同じですが、今日は居合刀規格の太刀拵ですよ。
(`ー´)<同じ太刀でも大違い。
(;´ω`)<まぁそりゃ値段も違うしね。

当店企画品ではありませんが、
模擬刀剣の太刀拵の中では比較的カコイイ仕上がりだったので、仕入れてみました。
全体としては国宝の「蛭巻太刀拵」を参考にした拵となっています。
(`ー´)<元ネタと…まぁ、そこそこ似ている。

それでは早速、詳細を見ていきましょう。


刀身は樋無しの二尺三寸五分で、刃文は細めの直刃(互の目重)。
ちなみに刃文の名前は仕様書によれば「手掻包永(てがい・かねなが)」ということになっております。
太刀拵はやはり樋無しの方が似合いますかねー。
(`ー´)<昨日のは樋入りだったけどね。
(;´ω`)<まー真剣でも樋入りの太刀もあるので、いい悪いの話じゃないけどね。


鞘アップ。
太刀金具のコジリ・柏葉が付いています。
また鞘のみならず柄まで全体が、蛭巻刻みの黒呂塗り仕上げになっています。
(`ー´)<ちなみに元ネタの蛭巻太刀の蛭巻は、銀鍍金した銅板を螺旋状に巻きつける形式なんですが。
(;´ω`)<この商品はあくまでも蛭巻風に刻み彫りしたものです。銅板巻きつけは技術的に無理。


足金物はこんな感じ。
足間(一の足・二の足の間)は広く取ってあり、
実際に佩くのに都合良い拵になっています。
(;´ω`)<ビジュアル重視でこの足間が狭い太刀も多いんだけどね。
(`ー´)<ココが狭いと実際に佩くにはバランスが悪いんだよねー。


柄も前述の通り、蛭巻刻みで太刀金具。猿手も付いてます。
柄の反りが強いのは模擬刀剣において太刀をより太刀っぽく見せる工夫。
(´ω`)<刀身で太刀反り再現できない代わりに、柄を反らせてそれっぽく見せています。


鍔は、えーと仕様書の名称が「毛彫唐草図楕円型太刀鍔」。
名前の通りの仕様でして、楕円型で毛彫りの唐草模様が入っています。

また目貫は目釘と一体型の菊花図据紋目貫。
こちらも文字通りですな。

というわけでこの商品、商品名は元ネタと刃文の名前から「蛭巻太刀拵 手掻包永」
価格は54,360円となります。

蛭巻刻みは価格が上がる原因になりますが、一方で柄巻が無いなどの価格が下がる要素もあり、
居合刀規格の太刀としては割とお買い得な価格と言えるんじゃないでしょうか。
(`ー´)<柄巻ない上に呂塗り仕上げで、すごい手滑りそうだけど。
(;´ω`)<小烏丸刀身とかと同じで、居合刀規格とはいえ居合にゃ全く向かない仕様ってあるよね。

というわけで今日の更新はこれまで。
それではまた明日お会いしましょうー。


10/31
というわけで実際にやってみた。
いつものことながらうすた京介が何の取材に行くのか気になってしょうがないですこんにちは。
やっぱりYAMAHAとかに取材にでも行くんでしょうか。笛の。
(`ー´)<ないなー。
(;´ω`)<まぁなー。

それはさておき、今日は新型美術刀をご紹介します。
昨日、美術刀の特注を紹介した際にパクり宣g…もといこのパターンうちでもやるか!
的な発言をしておりますが、今日のがソレです。
(`ー´)<昨日の特注紹介は今日の為の布石!
(;´ω`)<つまりあの「やるか!」発言は自演乙みたいなそういうことだったんですね。

というわけでこちらが、
昨日の美術刀特注にインスパイアされて出来た新型です。


色パターンは昨日の特注美術刀、及びそのベースである前田慶次郎拵・弐に近いですが、
コイツは太刀拵ですね。


刃文は直刃、鞘塗りは金赤黒の三色塗り。
基本的にはストレートな太刀拵となっており、

鞘の金具もそのまま太刀金具を採用しています。
後で出てくる縁/頭と同じパターンで一揃いの金具ですね。
(`ー´)<他の太刀各種と同じ金具ね。
(´ω`)<沖田とかの半太刀拵とも同じだねー。


鍔は普段太刀に使用している太刀鍔ではなく、
車透かし鍔を採用しています。
元々、この大振りな鍔は太刀拵に入れたら合うんじゃね?という考えがあったのですが、
実際やってみたら想像通り、なかなか素敵なバランスになりました。
(;´ω`)<ただこの鍔、太刀拵では本来ありえない小柄/笄孔が開いてるんですけどね。
(`ー´)<まぁ孔を無くせと言うわけにもいかないし。格好良ければいいんじゃないかな!


で、柄全体はこんな感じ。
柄巻および渡り巻は、沖田総司拵(及び昨日の特注美術刀)の柄下地である錦地に、
オール黒糸巻きとなっています。

というわけでこの美術刀・新型太刀。
商品名は毎度お馴染み植物シリーズで「八重葎【Yae-mugura】」となりました。
価格は12,100円となっております。

太刀拵である分、美術刀の中ではやや高価になりますが、
御用の方は是非是非。

というわけで以上、今日の更新はここまででっす。
それではまた明日お会いしましょうー。


10/30
美術刀も特注出来るんです。
やー発売日ですねごきげんよう。
とりあえず買ってきました。
(`ー´)<限定生産分だから木箱だよ。
(゜Д゜)<祖父地図限定じゃなくて限定生産分=木箱だったアルよ。

オマケとか色々引っ張って今日一日のネタにする案もあったんですが、
ここ数日あまりにも連続してるんで軽く載せるだけにしておこうと思います。
あ、昨日お知らせしたポスターもまだまだありますんで御用の方はどうぞどうぞ。
まぁとりあえず一言だけ、


スラッシュダークって暗黒大河ドラマのことだったのか…。
(;´ω`)<いや、まず暗黒大河ドラマって何。
(`ー´)<細けぇ事はいいんだよ!

おいといて。
今日のメインディッシュは美術刀の特注紹介です。
お客様の注文に基づいて作られた美術刀ですね。
例によって紹介にあたりお客様に掲載許可を頂いております。
(`ー´)<どうもどうも。
(゜Д゜)<助かります。

システム・価格の都合上、居合刀のようには自由が利かない点も少なくないですが、
まぁある程度は美術刀でも色々出来るわけですよ。
というわけでそんな特注品はコチラ。


こんな感じです。かなり派手め。
ベースになっているのは、つい最近紹介しました「前田慶次郎拵 弐(車透かし鍔)」ですが、
細かいところで結構変わってます。


抜くとこんな感じ。
刀身は刃文を直刃にしています。

鞘塗りはベースのままの金赤黒3色塗りで、
下緒もベースどおりの派手なものですが、

コジリを追加してあります。
織田信長拵や無印の前田慶次郎拵にも使われている鍬型コジリですな。


そして柄はこんな感じ。
鍔はベースと同じ大振りの車透かし鍔ですが、他はガラリと変わっています。
縁/頭は沖田総司拵などの半太刀金具を採用。
柄下地も沖田総司拵と同じ錦地で、更に柄糸は茶になっています。
(`ー´)<柄は丸ごと仕様違う感じだねー。

柄下地と鞘塗りの色合いが相性いい感じですね。
基本的には派手ですが、一方柄糸は渋い茶色でバランスを取っています。
江戸以降のルールに従うと、柄が半太刀金具なのだから鞘も半太刀風に統一すべきという話になりますが、
安土桃山時代なんかには柄鞘の金具がもっとフリーダムな組み合わせも存在しますし、
その辺は最終的にはお好み次第かと思います。
(`ー´)<よし、このパターンうちの商品でもやるか!
(;゜Д゜)<いきなりパクり宣言すか!

ちなみに美術刀の特注についてはこの辺で軽くまとめてありますんで、
気になる方はどうぞどうぞ。

というわけで以上、今日の更新はこんな感じでした。
それではまた明日〜。


10/29
オラオラですかぁー。
いよいよ明日、装甲悪鬼村正の発売日ですねこんばんは。
まぁ他にもいろいろ出る集中日のようですが。
(`ー´)<深夜販売する所もあるみたい!

ちなみに今日はFF光の戦士とかも出てますがとりあえず様子見。
(`ー´)<ぱっと見、「DQ9のフォーマットを用いたFF」にしか見えないんだが。
(;´ω`)<まぁ面白けりゃいいんだけどね?

さて、村正についてですが、
とりあえず画像のポスター2種を、店内に貼りまくった分とは別に頂いてしまいました。
(;´ω`)<なんかすいませんね、ウチでソフト売るわけでもないのに。
(゜Д゜)<言っておくが明日ウチに来てもソフトは売ってないからね!

つきましては10月30日装甲悪鬼村正発売記念ということで、
明日以降当店で刀(美術刀/居合刀問わず)ご購入の方に、先着でポスターを差し上げます。
…本当は甲冑ご購入の方って事にしようと思ったのですが、まぁ現実的な所で刀って事で。
期間は貰ったポスターが無くなるまで。
(´ω`)<ウチで貼った使用済みではなく、ちゃんと新品ですよ。
(`ー´)<店内展示も暫くは続けますので。

というわけで今日の更新はこれまd……
はい、流石に短すぎますね。

っつーことで今日はコチラをお送りしようと思います。


超像可動シリーズ「スタープラチナ・セカンド」です。
何故セカンドかというとこのシリーズ第一弾で既に緑のスタプラが出てるからなんですね。
2体目なのでセカンドという。まぁファーストは買ってないんだけど。
(`ー´)<最初期だけに色々微妙な点が多かったからな!
(;´ω`)<不憫だな。

…まぁ、「オラオラ」フキダシなどツボをついたオマケがあり、
なかなか楽しめる感はあるんですが……ちょっと納得いかない点も。


主にこの顔なんですが。
ちょっとスタンドにしては目が活き活きし過ぎな気がするんですよねー。
ひょっとしたら個体差もあるかもですが、瞳が大きめで光まで入ってます。
これじゃ少年漫画の主人公みたいじゃないか。
(;´ω`)<…いや少年漫画の主人公(の分身)ですよ?

まぁ第3部後期のスタプラはかなり表情豊かなんでこれはこれでアリという見方もあるかもですが。
ともあれこんなかわいらしげなスタプラでは…


ザ・ワールド VS スタープラチナ


スタープラチナくんの ごういんなオラオラ!


ザ・ワールドくんの ときよとまれ!


スタープラチナくん ふっとんだ!

…と、いまひとつ迫力面でザ・ワールドに対抗できない感がですね。
ザ・ワールド並に無機質な顔塗り(というか目)でいい気がするんだけどなー。
(;´ω`)<ふっとんだ!に脈絡が無いんですが。
(`ー´)<止まってる間に無駄無駄スライディングでもしたんだろ。

なお、スタープラチナくんが「おれがときをとめた」を使おうとしたがガッツがたりない!
という流れも入れたかったんですが表現し辛いのでカットしました。

というわけで、そこはかとなく微妙なスタープラチナ・セカンドのご紹介でした。
それでは今度こそ今日のところはこれまでー。
また明日お会いしましょうー。


10/28
定点観測
村正なんですがプレイ時間40時間以上、テキスト早送りでも2時間半だそうで。
…ってどんな長さだそれ!分量パネェ!こんにちは。
(;´ω`)<レベル上げでもすんのかって長さだな。
(`ー´)<注:RPGではありません。スラッシュダークADVです。

そういや今更ですがバナー貼りました。
…貼ってみて気付いたがこのバナー、代替テキストにおかしなことが書いてあります先生。
(`ー´)<代替テキストはバナーにカーソル乗せてちょっと待てば見れます。
(;´ω`)<いや喜劇て。

さて今日は毎度お馴染み定点観測なわけですが。
まー、このタイミングで定点観測というと話題はひとつになっちまうわけで…


村正シフトの件ですね。
とりあえず発売後も、しばらくはこのままで行く予定です。
どこまで続けるかは未定。最長で次の定点観測あたりですかねー。


で、入口周辺も先日お伝えしたとおり…?
あれ、なんか微妙に変わっていますね。ナニが変わったのかと申しますと…


まずニトロプラスから限定生産版村正の木箱サンプル頂きました。
ガチ木製です。なんか木箱は初回生産オンリーとか。

ちなみに鎧の脇にフタを使い、

底の方はカウンターで村正マキシシングル展示に活用。
(`ー´)<資源の有効活用。
(´ω`)<例によってウチでは販売してないので他で買ってね。


それからさりげなく(?)変わってるのが兜の前立。
前のはラミった丸いヤツでしたが、なんか赤くて丸いな…


マキシシングルのCDをそのまま使ってみた。
朱塗虹光積層円盤前立といったところでしょうか。
(;´ω`)<適当言うな。
(`ー´)<いやしかし戦国の世にこの輝く物体があれば確実に前立で使うだろ!

なお、村正シフトにより元々この辺にあった古式銃などは、

こーんな感じに引っ越しておりまして、
更にそれに押されるように、


こーんな感じに移動/圧縮されていたりします。
まぁ、逆に美術刀エリアから村正コーナーに移動した村正各種もあるので、
その辺はバランス取られてるわけですが。

…あ、ちなみに、


お休み中のベイダー卿はこちらにおわします。
お休みとかいいつつ普通に稼動してますが。

というわけで以上、何故か村正の広告にしか見えない定点観測でした。
いいのかこんなんで。まーいいか定点観測だし。

それでは今日の更新はここまでー。
また明日お会いしましょうー。