5/5〜5/11
祭だわっしょい。

5/11
今日は改正銃刀法に関する真面目なお話です。
はいどうもこんばんは。
今日はタイトル通り、ごく真面目な話な上に専ら文章のみになりますので、
改正銃刀法について十分ご理解されてる方は適当に読み飛ばして頂ければ幸いです。

今年の1/5付で、改正銃刀法が施行されたのは周知の通りですが、
その法改正とウチの商品について、今日纏めて語っておこうと思います。

とりあえず改正内容の中でウチに関係ある可能性がある部分について、
警察庁サイトの直リンクを貼っておきます。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seikan51/ssb_akb.htm

軽く纏めると、ダガータイプのモノは元々「両刃で15cm以上は禁止」だったのが、
「両刃で5,5cm以上は禁止」に改正された、という事になります。
(両刃の定義について細かく追加変更があったりしますが)
もっと噛み砕いて詳細解説することも出来なくも無いのですが、
ウチの解釈で語ってしまうと齟齬が発生する可能性がありますんで、
あくまでも詳細はリンク先の警察庁HPをご参照下さい。
(`ー´)<日本語って難しいよね。
(;´ω`)<上の警察庁サイトもそれなりに分かりやすいですよ。多分。

その点踏まえた上で、当店販売商品との関わりなのですが。
まず、当たり前ではありますが現在(厳密には2009/1/5〜現在までで)当店で販売している商品は、
改正銃刀法に一切抵触しません。
(`ー´)<「抵触」:法律、規定などにふれること。違反。byグー辞書。

当店でも販売しているDENIX製品等には剣/短剣等、ダガー形状のモノもありますが、
これらのいわゆる模擬刀剣は根本的に「鉄(鋼質性)ではない」ので、
長さや形状がどうこうと考えるまでも無く、全て今回の法改正とは無関係です。

しかしながら、おととし(2007年)の中頃くらいまで扱っていた比較的安価なナイフ類の一部、
及び現在も取り扱いのある根本ナイフの過去に販売した一部デザインのモノ、
また模擬刀剣として作られ、刃は無いが鉄製で両刃形状だった商品の中には、法改正前は適法だったが、
改正の結果違法になる可能性があるものが存在しましたので、それらをお持ちの場合は以下の方法で判別して下さい。
(`ー´)<あくまでも当店で販売した品に関する区別法です。
(;´ω`)<他店商品については分類できない場合もあります。

刀身/剣身部分(ブレード)に磁石(柔らかいモノ)を付けてみて下さい。
硬い磁石をぶつけるとブレードを傷付ける場合がありますのでご注意。
シート状のラバーマグネットなど柔らかいものがお薦めです。
(`ー´)<当たり前だけど鉄棒とか鉄扇とか、そもそもブレードのないものは鉄製だろうが関係ないからね。

「当店商品でブレードに磁石が付かなかったもの」は、合法的な素材(亜鉛/アルミ/真鍮等)ですので、
今回の改正銃刀法とは全く関係ありません。法改正など爽やかに忘れてそのままお持ち下さい。
(`ー´)<「改正に」関係無いというダケですから、用もないのに持ち歩くとかはダメだよ。

そして、磁石が付いたもの(鉄製品)については、
形状(対称形であるかどうかと長さ)によって改正銃刀法に抵触する可能性がありますので、
既述の警察庁サイトもご参照の上、ご判断下さい。

なお先ほども名前を出しましたが、
現在でも唯一当店で扱いのあるナイフ類として、根本ナイフ(SAKURA WORKS)製品がありますが、
根本氏の計らいにより、過去に販売した改正銃刀法に抵触する可能性がある根本氏製作ナイフについては、
無償で適法加工を施して頂けることとなっております。
根本ナイフでダガータイプのものをお持ちの方は、NEMOTOKNIVES公式サイトで詳細をご確認下さい。
NEMOTO KNIVES公式サイト
(`ー´)<加工希望の場合は当店を通さず直接根本ナイフにご連絡下さい。

そして根本ナイフ以外で改正銃刀法に抵触する可能性があるものについては、
期限(2009/7/4)までに処分、ないし警察に提出する必要があります。

また処分にあたり、申し訳ございませんが当店で引き取るようなことは一切出来ません。
処分方法については各地方自治体のルールをご参照下さい。
(;´ω`)<処分目的であっても、ウチに渡す(譲渡する)ことは違法となります。
(`ー´)<ちなみに別の人に譲渡・販売するのも基本的に違法です。

この辺り販売者としましては大変申し訳ないところなのですが、
販売した時点では完全に適法な商品でしたので、何卒悪しからずご了承下さい。

以上を踏まえた上で疑問・質問等ございましたら、
個別に回答致しますのでメールにてお問い合わせ下さい。
なお当店購入品については勿論当店で質問を承りますが、他店商品につきましては各購入店にお問い合わせ下さい。

ちなみにここはちょっとした余談になりますが、
既述の通り当店での取り扱い例はないものの、一部で模擬刀剣として販売されている(いた?)モノで、
刃は無いが磁石が付く(鉄製)刃渡り15cm超の両刃形状のモノがあったらしく、
以前警視庁から取扱いがないか問い合わせを受けたことがありました。
つまり改正前の銃刀法の段階で違法な筈のもの、ということですね。
警察庁のまとめでも触れられていますが、
刃付けがされてなくても鉄製の場合は刃物と同等に扱われますので、ご注意下さい。
(`ー´)<文字通りダガー形状のもの、ジャマダハル状のもの等でそういうものがあったそうです。

というわけで、すっかり長くなりましたが今日の更新は以上です。
明日は久々の定休日になりますので、また明後日お会いしましょう。


5/10
またしても短刀。
最近不況の影響か世間一般でも自炊が流行ってるわけですがこんにちは。
自炊の必需品というか神器はこぶ茶と粒コンソメだよね。常識的に考えて。
(;´ω`)<……なぁ、このネタ何人に通じるんだ?
(`ー´)<気にすんな!

さて今日はおもむろに商品紹介です。
画像の短刀2本なんですが。

つい先日の5/5に、似たような試作品の短刀(完売)をご紹介していますが、
実はそれとは全く別ものだったりします。
(`ー´)<仕様どころかメーカーからして違うからね!
(;´ω`)<ちなみにパクリとかそういうことではなくたまたまコンセプトが近かっただけらしいぞ。


両者とも拵はほぼ同じで、竹彫の密度が先日のものより高いですね。
で、長さが違うのがお判りいただけるかと思います。
それもその筈でこの2本、最大の違いが中身の刀身なんです。


まず1本目はこんな感じ。
刀身は真鍮製の冠落刀身七寸五分。
以前やった赤木柄合口拵なんかと同じ刀身ですな。


そしてもう一方はこんな感じ。
長さは九寸で、普通の鎬刀身のように見えますね。
ただこの刀身、重大なヒミツがございまして、


冠落七寸五分の方

九寸の方

すげー軽いです。
ジュラルミン(アルミ合金)刀身だったんですね。

なお、今日の短刀はどちらも一点限りで、今のところ再生産の予定はないようです。
両者の名前と価格はこんな感じ。

竹彫冠落短刀
竹彫アルミ短刀
¥38,760
 ¥22,600

冠落のかっこよさと真鍮の重さは勿論素敵ですが、
ジュラルミンの軽さも差添え用などに向いているかもしれません。
その辺はお好みでお選び頂ければと。
(;´ω`)<きみホント差添え好きだな。

というわけで似ているようで大分違う商品のご紹介でした。
そいでは今日はこれまで。また明日お会いしましょうー。


5/9
祭じゃ祭じゃ
なんか表が賑々しいですごきげんよう。
交通規制されてたり御神輿が通り過ぎていったり、まるでお祭みたいですね。
(;゜Д゜)<いや祭ですから!神田祭の真ッ最中ですから!

まぁ残念ながら武装商店は営業の真っ最中ですので、
担ぎに行ったり見物に行ったりすることは無いのですが。
明日も祭なので皆は武装商店に来るついでにお祭見物でもしていったらいいんじゃないかな!
(;´ω`)<いやそれ逆だから。お祭のついでがウチだから。
(`ー´)<来てもらえりゃどっちでもいいんですが。

あーそうそう。
昨日、今日にも入荷があるような事をちょっと言いましたが、
実際に単独でネタにしてもいいくらいの再入荷がありましたのでお知らせしておきます。

コレが久々に再入荷しました。


日本製バスタードソードT」 ¥63,000

日本製の西洋刀剣という珍しいジャンルの第1号であるコイツが再入荷です。
品切れして次の生産待ちになったときはさてさて次はいつになるやら、
とか思ってたんですが唐突に復活しました。何ヶ月振りだっけかな。
価格/仕様とも基本的に変わっておりませんので、宜しくどうぞ。

えー、大きいのはそんなもんで、あとはちまちまといった感じなんですが。
そうですね、ついでに、最近紹介してないけど実はあった、
というものでも載せておきましょうか。


逆刃刀」 ¥34,000

文字通りの商品ですなー。
最近は美術刀仕様のもの、輸入ものも作られていますが、
…まぁそれらは正直些か微妙なのでウチでは居合刀仕様のみ扱っております。紛らわしいしね。
(`ー´)<やはり真鍮刀身の重量感はたまりませんぜ。
(;´ω`)<重量バランス完全におかしいしなー。

えーと、それからついでに、
逆に「無いもの」のお知らせをしておきます。

御好評頂いております「スティレット ¥1,490」が、
只今品切れ中/次回入荷時期未定となっております。
問屋の在庫切れで、次回輸入まで補充がありませんので、しばらく無い状態が続きます。
何卒悪しからずご了承下さい。
(;´ω`)<スティレットが店頭から長期間消えるのって、販売開始以来初めてかも。
(`ー´)<初期は山ほど在庫置いてたからなぁ。(文字通りの意味で
(゜Д゜)<そういやしばらくジェンガやってねぇなぁ…。
(;´ω`)<やらんでいい。

ということで今日は大体この辺で。
そいじゃまた明日お会いしましょう〜。


5/8
二週間ぶりか…何もかも皆懐かしい…
いやー金曜日ですねこんにちは。
金曜日で二週間ぶりといえば勿論これしかありませんよね!


ジャンプだ!
いやー先々週が合併号だったので二週間ぶりですよ。
もうね、ジャンプ分が足りなくて危うく窒息とかで死ぬところでした。

なおネタバレになりますがH×Hは連載再開してなかったよ。
(;´ω`)<…わざわざ言うほどのことでも。

あと危ない小松逃げてー!
(;´ω`)<いつものことじゃねぇか。

あと魚人空手強ぇ!
(;´ω`)<もうええわ。

まぁそんなところですかね!
じゃあボクは帰ってジャンプ読むんで今日の更新はこれまで!
また明日!




…あ、ダメですかそうですか。
…えーと。
GWの間に色々無くなったんですが、今日一部再入荷もあったりしたので、
とりあえず商品リストを更新してみました。
何かの参考になれば幸いでごんす。
(`ー´)<明日もなんか入荷あるような気がするので暫定的なものですが。

さてと。
…もう帰っても……いいよね…?
(;´ω`)<ゴールすんな。

冗談はさておき今日は本当にこんだけでーす。
そいじゃまた明日お会いしましょう〜。


5/7
樋無しで特注
あぁ、久々の平日だ…平日は30分遅く起きられるのがいいですね。
おかげで前日30分余計に遅くまで起きていられます。
(;´ω`)<それはさりげなくダメ発言ですね。

さて今日は連休直後で発注ぶんはまだ届かない、
その上そろそろガンプラネタも使い果たしたというところなんですが、
そんなこともあろうかと取っておいた特注品フォルダが火を吹くぜ!

…というわけで、今日はお客様の注文に基づいて作られた、特注品のご紹介です。
例によってお客様に掲載の許可を頂いております。
(`ー´)<ありがとーございまーす。
(´ω`)<どうもどうも。

全体的には比較的普通の拵ですね。喰出鍔とか半太刀金具ではない的な意味で。
(゜Д゜)<あんなにカコイイのに普通じゃないなんて失敬な。
(;´ω`)<いやカコイイけど普通じゃないのは事実だろ。


今日の一振りの大きな特徴は、この刀身。
二尺三寸五分で、樋がありません。ちなみに刃文は吉行。

居合刀では樋があるのものの方が圧倒的に多く、樋無しの刀身はあまりありません。
居合刀の場合は構造強度獲得、重量調整、風切り音を良くする為など、
様々な理由により樋入りの方が都合がよい為、樋入りが標準になってるんですな。
(`ー´)<真剣では樋が無い物のほうが多いよね。
(;´ω`)<まぁ、真剣は構造強度とか気にしなくていいからね。

ちなみに鞘は黒呂塗りで、銀色のシトドメ金具を使用しています。
…シトドメ拡大して撮るのをうっかり忘れてますが。


柄周辺はこんな感じ。
白鮫黒糸のオーソドックスな組み合わせですな。
柄長は九寸で、通常の八寸五分より菱一つ分長めです。


目貫は竹に虎図(燻し銀)。
一見竹しか無いように見えますが、よく見ると虎が潜んでます。
また縁頭は編籠図ですね。


鍔は竹図の丸鍔。
また切羽は銀鍍金仕上げになっているのが分かりますね。

全体はあくまでオーソドックスに、
しかしながら樋無し刀身という一点にこだわりを持った一振りでした。
金具の図も竹系を中心に綺麗に纏まっているのではないでしょうか。

というわけで以上、今日の更新でした。
そいではまた明日お会いしましょう〜。


5/6
GWも終わりですねぇ。
とうとうGWも今日で終わりになりましたこんにちは。
…明日明後日も休みが取れるようなうらやましい方々の事はガン無視させて頂きます。

これでようやく武装商店の中の人もゆっくり休める……休み?
……あぁ、定休日はもっと先か……orz

あー、さておき。
GW中は沢山のご来店ありがとうございました。
お陰様でお店は繁盛しまして、中の人も大忙しでした。
後半は商品が不足気味でどうも申し訳ございません。
いやほんと忙しくてですね、そんな中、

シュツルムディアスが出来ました。
(;´ω`)<えー。

ぶっちゃけHGシリーズ初期のリックディアスの型を全面流用したもので、
出来は現行新型のHGと比べるべくも無い微妙な仕上がりだったりするんですけどね。

シュツルムディアスの特徴である背中バインダーなんかも、

すごく……最中(モナカ)です……。
いやいいんですけどね。別に分かってたことですしね。

平たく言うとHGナンバー100に向けての数合わせなんじゃねーのか、
という感想しか浮かばないシュツルムディアスでした。

あ、そうそうそれから、

アルケー2体目を製作中です。
(;゜Д゜)<忙しかったんじゃないの!?
(`ー´)<いやだから忙しい中がんばってですね。
(;´ω`)<がんばりのベクトルがおかしい件。

「あまりのかっこよさについ2機目を買ってしまった(店主談)」アルケーですが、
今回はちょっと塗装をマイナーチェンジしてあちこち黒くしてみたようです。
まぁ最初のも微妙に設定と違ってましたけどね。
(`ー´)<全部ガンダムマーカーだけどね。塗装。
(;´ω`)<営業中にエアブラシでMr.カラー塗られても困るわ。


画像にマウスカーソルを乗せるとあちこち開きます。
内部はほぼ銀塗り。


また黒く塗った部分を増やした結果、背面がなかなかかっこよくなったような気がします。

…見ててしみじみ思いますが、これガンダムちゃう、バーチャロンや、
って言いたくなりますね。バイパーUとかサイファーっぽい。

というわけでGW最終日らしくガンプラネタでまとめた今日の更新でした。
そいじゃまた明日ー。


5/5
竹彫短刀、再び…だがしかし
祝日だからって定休日返上して営業してるけど雨だよ!ごきげんよう!
(`ー´)<雨の割には沢山ご来店頂きましてどうもどうも。
(゜Д゜)<GWってすごくね?もうGW2週間くらいにしようぜ!
(;´ω`)<それじゃ仕入れ出来んわ。

さて、今日はGWのネタ確保の為にとっておいた商品をご紹介。
上の画像のヤツなんですが、過去に見た事がある方もいらっしゃるでしょうか。
これは過去紹介しました「竹彫鍔付短刀九寸」と類似のものです。

過去のアレは試作の一点ものだったんですが、今日紹介のこれも同じく試作一点ものです。
今後量産されるかどうかが全くの未定なのも相変わらず。


中身も前回のものと共通で、二重刃文の鎬刀身ですな。


鞘も共通で、丸コジリに竹彫の鞘ですが、
下緒の色のみ前回と違い、鉄紺色になっています。


前回の鍔付と同じく、切羽・喰出鍔入りの仕様です。


そして目貫は亀になっています。
竹で亀、なんだかメデタイ組み合わせですな。

前作同様、居合の差添などにも使えそうなこの短刀。
商品名は前回と変わらず「竹彫鍔付短刀九寸」……で、
えーとすいません先日売れてしまいました。
(;´ω`)<えー。
(゜Д゜)<ネタをだいじにしたらこのありさまだよ!
(`ー´)<未紹介でも欲しいと言うお客様が来れば売りますとも。

先述の通り残念ながら今後の生産予定その他諸々は未定になりますんで、
何卒ご了承下さい。
…まぁ短刀の商品例としてこういうものもあるよーというか、
あったんだなーって事でひとつご理解頂ければ幸いです。

あ、そうそう。
昨日触れた無銘九字兼定ですが、

案の定再び品切れとなりました。
また次の発注はしてありますので、御用の方はまたしばしお待ち下さい。
(`ー´)<予約も承ってますです。

というわけで今日の更新はこんなもんで。
そいではまた明日〜。