7/13〜7/18
農科の錬金術師は我ながらヒドイと思った。


7/18
【居合刀特注講座】鮫皮の色【第8回その2】
連休になると露骨に講座を増やしてくる…いやらしい…こんにちは。
そういうわけで、今日は昨日の続きってことになります。
(`ー´)<まぁ続いてる話だし続けてやった方がよかろうて。

■鮫皮の色について■

日本刀の柄の下地というと、やはり一番よく見るのが白い鮫皮でしょう。
恐らく日本刀の絵で塗り絵をさせたら、大多数の人が柄下地を白くするんじゃないですかね。
実際、現存する本歌の拵や時代劇で出てくる刀でも、圧倒的に白鮫のものが多いのですが、
これは江戸時代に白鮫が圧倒的主流であったためのようです。

…というのもですね、昨日書きましたとおり、江戸時代では鮫皮に価値が認められていたわけですよ。
そうすると価値のある鮫皮を、白にして粒を見やすくするのが一般的になったんですね。

しかしながら、その前、戦国時代以前だと、実戦用の拵で白鮫は主流とは言い難かったようです。
といいますのも、鮫皮は昨日記載の通りエイの皮。
…乾燥させた魚介類って、濡れるとふやけますよね?
(`ー´)<干物全般、スルメとか干し貝柱が想像し易いかも。
(゜Д゜)<ま、濡れたらふやけてくれないと巻き着せとか出来ないしな!

なんで、戦国時代以前で実戦刀に鮫皮を使う場合、雨/血液等、水分を含んで緩んだりしないように、
防水を目的とし、漆を塗りかける事が多かったようです。
つまり漆の色なんで、黒が最も多かったようですな。
ちょっと古い例ですが、黒作大刀とか黒漆太刀とかも実戦用拵のいい例ですな。
(;´ω`)<…そう考えると、つくづく江戸時代って平和だったんだな。
(`ー´)<柄を雨雪から守るカバー(柄袋)とかある時代だしね。もちろん付けると咄嗟に抜くのが難しくなるわけだが。
(゜Д゜)<柄袋といえば桜田門外の変だな。詳細はググれということで略すけど。

あ、ちなみに。
上古刀とかの古い時代でも、美しさを重視して造られた拵ですと、白鮫のままのモノが多くなります。
鮫皮の粒ひとつひとつを真珠に見立ててどうのこうのとか、そういう話が出てきたり。
江戸の白鮫デフォという発想も、根源は同じよーな気がしますな。

という事で以上、現在では白い鮫皮が多い理由と必然性の話でした。
…いや、今日の本筋とは微妙にずれてるんですが。
(`ー´)<まぁ、柄下地=白鮫という固定観念にとらわれる必要はないんだよ、という意図の話でした。


■さて、居合刀の鮫皮の色ですが■

居合刀規格では通常漆で鮫皮を塗る事はありませんが、
塗料による塗装で様々な色にすることが可能です。
(`ー´)<ちなみに、本漆塗りとかカシュー漆塗りもできるけど、その分高くなります。
(゜Д゜)<…どれも「黒」だから見た目ほとんど変わらんけどな!
(;´ω`)<まぁ、現代日本は極めて平和なので、雨とか血対策はあんま必要ない…よね?


こちら、黒鮫の例。親粒も入ってますね。
武装商店はなんでも黒くするのが大好きなので、武装商店オリジナル拵を設計すると6割くらいは黒鮫にします。


そしてこちらは赤鮫
武装商店は赤鮫も大好きなので、武装商店オリジナル拵の3割くらいは赤鮫になります。
(`ー´)<残り1割は白鮫も含めたその他ってとこかな。
(;´ω`)<極めて適当な概算だけど大体合ってそうだなぁ。

ここまではまぁ、先ほどの漆の話の通り、わりと普通な範疇ですが。
過去ウチで取り扱った例は他にも色がございます。


こちらが金鮫
だいぶ派手ですが、本歌の拵でも金泥を用いて塗り固めた例があったりするから侮れません。
(;´ω`)<鮫皮風に金属板を加工して柄下地に入れるとかスゴイのもあるけどね。


そして更に銀鮫
金と同様、本歌でも銀泥を用いた鮫皮があったりします。
…まぁ、銀泥だと長い年月の間に経時変化(酸化)して黒くなるんで、現存してるのは黒く見えるのが多いですが。
(`ー´)<その拵が現役だったころは銀だったんですよ?

で、更に特殊な例として。


客注で、藤色なんてのも扱った事があります。
流石にこの辺の中間色は色合いが難しいので、同じ色をもう一度作れといわれると難しいんですが。


そしてこちらは青。いや、白糸も相まって派手ですな。
流石に本歌でもそうそう無いとは思います。…たぶん。
(;´ω`)<本歌は幅広いからなぁ。別にあっても不思議じゃないんだが。
(`ー´)<漆にも色々有るし、色を付ける手段は漆以外にも有るし。

先に書きましたとおり、結局のところ鮫皮を「着色」してますので、
結構色んな色に出来てしまったりします。
(`ー´)<まぁ、あまり特異な色にすると他の拵合わせるのが難しくなりますけどね。
(;´ω`)<特殊なコダワリがない限りは白黒赤まで、もう一歩進めても金銀まで、にしておくことをオススメします。

というわけで以上、鮫皮の色でした。
御希望ありましたら是非是非。


■鮫皮のオマケ■

鮫の色とは関係ないですが、昨日の記載に関する追記です。
居合刀では鮫皮を短冊状にして、見えるところだけ入れるのが標準と書きました。

事実その通りなのですが、より豪華な巻き鮫(巻き着せ)にする…つまり、
柄下地に一周ぐるりと鮫皮を巻くことは可能です。


実際に巻き鮫にした客注品の例。
まぁ、この個体は拵が全て本歌の職人によるもの、という異例の塊みたいな一振りですけどね。

この画像で見ると分かるかと思いますが、巻き鮫をしても表側の見た目ではほぼ分かりません。
また巻き鮫による居合刀の機能変化は、恐らく数字に出るレベルでは無いと思われます。
(`ー´)<柄を一周巻いている分、理論上は柄の構造強度は上がってる。たぶん。
(;´ω`)<居合刀の柄構造、柄糸による巻き締めと比べると、微々たる違いの範疇のような気もする。

なので、巻き鮫は「出来るけどかなりマニアック」になります。予めご了承下さい。
あと、当店では鮫皮巻き着せの注文があった場合、基本的に関ではなく、本職の柄巻師に依頼しますので、
勿論出来は良いのですが、コスト&納期も凄い事になっちゃうんで、無理にお奨めはしておりません。


■というわけで■

以上、これで柄下地の鮫皮については大体終了っす。

そして、既に前回ラストにも書いておりますが、結局今日の更新でも収まりませんでしたので、
次回は「鮫皮以外の柄下地」について纏めたいと思います。
(`ー´)<逆に訊こう。いつから『柄下地は鮫皮しかない』と思っていた?(ドン)
(;゜Д゜)<なん……だと……?
(;´ω`)<そういうのいいから。いらないから。

そいじゃ今日の更新はこれまで。
明日は定休日なんで、また明後日お会いしましょう〜。


7/17
【居合刀特注講座】鮫皮の基本【第8回その1】
居合刀の講座も結構久々な気がするなこんばんは。
美術刀は現在ほぼ終わってるんですよね。
(`ー´)<美術刀で残るは「その他」になるかな。

さて今日は、居合刀の柄下地についてです。
よく考えたら結構説明する事が多いので、柄下地だけで2〜3回ぶんになる気がする。


■基礎知識:鮫皮について■

日本刀の柄下地といえば、真っ先に挙がるのが「鮫皮」。
上画像、柄糸の下に入っている、ブツブツしたヤツが鮫皮です。
これはエイの皮を剥いで乾燥させたもので、居合刀でも本物の鮫皮を使っています。
(`ー´)<たまーに「本鮫皮使ってるのは真剣だけ、模擬刀剣は全部偽物の鮫皮」という話を聞くんですが、そんなことねーです。
(;´ω`)<美術刀は柄下地樹脂だから、その辺とごっちゃになってると思われる。

…あ、ちなみに、昔は鮫だったのが今はエイの皮を使っているのではなく
昔っから「鮫皮」という名前でエイの皮を使っていたようですな。
(`ー´)<理由は知らんが。海産物の名前って昔からいい加減だよね。

ちなみに居合刀では通常、短冊状に切った鮫皮を、
柄の見えるところだけ貼る形で使っています。

そして、この鮫皮は天然素材ということになりますので、
当然個体差があります。


こちらの画像と先ほどの画像を比べていただくと分かるかと思いますが、
…ちょっと拡大率が違うのは勘弁していただくとして、
菱ひとつの中の粒の数を見れば、鮫皮の細かさが大分違うのが分かるかと。

基本的に、居合刀の特注においてこの点を選択することは出来ません。
「鮫皮の粒の大きいものを/小さいものを」等と指定することは出来ないわけですな。
(`ー´)<天然素材ゆえ致し方なし、という扱い。


■親粒について■

しかして一方、居合刀における鮫皮そのものにも選択肢はあります。
それが「親粒の有無」です。

えーと、まず一般的なエイの形をイメージしてください。平べったい菱型の海洋生物のアレです。
あぁ、ちなみに鮫皮に使うようなエイはさほど大きくないヤツです。
で、その背中から菱型に皮を引っ剥がしてきました。

この時、エイの体の中心線に沿って、より大きい粒が集まっています。
その中で、背びれの位置にある特に大きな粒がありまして、これが「親粒」です。
(`ー´)<背びれの退化した跡らしいな。
(;´ω`)<まーエイによっては退化してなかったり毒針になってたりしますが。


刀の場合、親粒は画像のように柄の表側、柄頭のそばに入ります。

親粒=退化した背びれ跡=エイ1匹から1枚しか取れない
となる為、親粒入りの鮫皮を(一番目立つ箇所に)使っているというのが、
すなわちそのエイの皮の一番良い/贅沢な部分を使った証拠になるので、
博物館に納められるような名刀の拵だと、必ずと言って良いほど高確率で親粒が入ってます。
居合刀においても、この親粒入り鮫皮を選択する事が可能です。
もちろん、価格は若干上がりますが。
(`ー´)<写真でも博物館でも良いから見てみよう!
(´ω`)<巻き鮫/腹合わせは取りあえずスルーします。

■親粒入り鮫の意味について■

上記の通り、親粒が入っていること自体に、一般的価値が認められています。

一方、機能的に見て親粒が入ってることに意味があるかどうかについては、諸説ありますが不明です。
(;´ω`)<親粒が指にかかるので云々、と親粒の有用性を肯定する説もあります。

で、先ほどちょっと触れましたとおり、
親粒を使うということは、その周辺の大きい粒が集まっている部分を使う事になりますので、
自動的に大粒の鮫皮を使えるということになります。

確実に大粒の鮫皮を使ってほしい、という場合に親粒入りを選ぶ、というのも一つの手かも知れません。
(`ー´)<値段はちょっぴり上がるけどね。
(;´ω`)<まぁ、鮫皮の細かさなんか気にしないという方も多いかとは思いますが。


■というわけで■

以上、とりあえず鮫皮というものについて、一通り解説してみました。
次回は引き続き「鮫皮の色」について説明していきたいと思います。
あと「鮫皮以外の柄下地」について、次回一緒に出来るか、次々回になるかは未定っす。

そんじゃ今日の更新はこんなもんで。
また明日お会いしましょうー。


7/16
短刀がすっかり鞘塗実験場になっている件
急にロマサガ〜サガフロあたりがやりたくなってきたこんにちは。
理由は電球が見たくなったから。
(`ー´)<あの閃きは既にひとつのカタルシス。
(;´ω`)<まぁね。道場通うの楽しいよね。

さて、今日はまた拵短刀をベースに実験的なアレをやってみましたのでご紹介。
単価が安いので、色々実験しやすいのです。
(`ー´)<いきなり大刀で試すのもちょっと…という鞘塗をとりあえず短刀でやってみるという。
(゜Д゜)<で、いい感じだったら次は大刀で試すと。

あ、ちなみに上画像の「拵短刀/Rouge et Noir」、再入荷しています。
価格は相変わらずの3,700円。
(`ー´)<初紹介時よりやや鞘の赤が濃いかな?
(゜Д゜)<鞘塗には個体差があります。しかし相変わらず写真写りいいなこの鞘塗。

というわけでまずはこちらの新型から。



…なんか、やたらと軍用みたいな色のが出てきましたが。
鞘塗はツヤ無し・暗めの緑という、なんとも渋い感じです。


元々「石田三成拵」を見てて、
あれ、これ金雲掛けは派手すぎるけど、下地の緑色は普通にいい感じじゃねぇ?
と思い立って発注したものです。
(`ー´)<武装商店の試作実験型美術刀は、9割がノリと思いつきである。
(;´ω`)<事実だから困る。


柄糸/下緒は鞘に合わせて緑…にすると逆に鞘の緑と合うか微妙だったので、
敢えて外して茶糸にしてみた。結果的に一層軍用っぽいカラーになりましたが。

そういうわけでこの商品、名前は…どうしようかね。
実験的だし「試・拵短刀/茶緑」でいいや。
価格は通常の短刀(化繊糸)と同じで3,220円です。

そしてもう一本。
ある意味今日のメインディッシュ。



ピンク鞘塗りです。
…いや、以前から理論上出来ることはわかってたんですがね。
流石に通常商品としては如何なものか、と思っていたんですが、
まぁ短刀ならちょっと試してみてもいいか、と思いましてね。


鞘塗の名前で言うなら桃呂塗りといったところでしょうか。
なんという聞き慣れない名前。
ちなみに、流石にメーカーでも「ピンク色の塗料」は持ってないので、この色は白と赤の合色です。
つまり、多分結構な個体差が発生すると思われますので、予めご了承下さい。


ピンク鞘だからといって追随して柄糸/下緒まで赤だの白だのにするのはちょっと派手すぎるかと思いまして、
金具は金にしつつも柄糸/下緒は黒合皮にしてみました。
(`ー´)<流石にピンク柄糸/下緒は無いしなぁ。
(;´ω`)<あったら使ったのかと言われるとアレだが。

そういうわけでこの商品、名前は再びいい加減に「試・拵短刀合皮/桃」でいいか。
価格は合皮短刀ということで3,700円でした。

…おもむろに過去形にしてみたんですが、このピンク鞘、今日紹介前に売れてしまいました。
現在店頭にはございませんのでご容赦下さい。
…まぁ、また発注するかな。1本置いときたい気はするし。
(`ー´)<今度は赤よりのショッキングなピンクで発注してみるとか。
(;´ω`)<いやぁ…それはどうなんだろう。

という事で以上、今日は短刀の鞘塗実験コーナーでした。
もちろんこの鞘塗は美術刀特注にも使用出来ますので、落ち着いた緑色の長いのが欲しい方や、
ピンク鞘で長いのが欲しい方がおられましたらお気軽にどーぞ。
(;´ω`)<ピンクで長いのは…面白そうだが店頭用でウチが自主的に作るかといわれると微妙な気がする。
(`ー´)<まぁ、予定は未定ってことで。

そおいじゃ今日の更新はここまで。
また明日お会いしましょうー。


7/15
農科の錬金術師
そういえばこないだからやってたDQ5、ようやく魔界に着きました。
デボラ、一応デレらしき発言もあるんだな…正直、終始同じノリだと思ってたよ。
(`ー´)<どうでもいいけどまじんのかなづち装備できるのは便利。
(;´ω`)<奇跡の剣もな。戦士寄りだけに装備面の優遇は半端ない。

さて、今日はなんか農業高校マンガが出てたので買ってきました『銀の匙』。
ハガレンとかでお馴染みの荒川弘が手掛ける農業高校青春(?)マンガ!
以前同作者の『百姓貴族』が面白かったんで期待してましたが、
やはり面白さは折紙つきだったと言わざるを得ない。


夜陰に現れる巨大な黒馬!


男の非情な一言!


戦場を駆ける豪胆な馬たちの群れ!


冷徹な女の豚を見るような目つき!

いやぁ、青春ですね。
(;´ω`)<やだなにこれ怖い。

…ちなみに、切り取り方が若干作為的なだけで、
ウソはひとつも書いてないですのよ?
(`ー´)<うん、他にも無情に首が刈り落とされたり主人公が地獄の訓練を受けたり。
(;´ω`)<ウソじゃないけど紛らわしい言い方しないでいただけますか。

まぁ実際には主人公が色々あって馬鹿でかい農業高校に進学して、
農業高校独特のあれやこれやに振り回されたりする話ですね。今んとこ。
(`ー´)<終始振り回されるだけでもマンガとして十分面白そうな気もするがね。
(゜Д゜)<そこはそれ、更に青春的なアレが。
(;´ω`)<すげー面白いんだけどさ、サンデー読者にちゃんと受けてるのか若干不安なんだが。

ところで、


…どっかで見たことある先生が……。
(;´ω`)<実質髪型違うだけやな。

というわけで、オススメの農業高校マンガでした。
それでは今日の更新はここまd……

あ、ついでにもうひとつ。
こないだげんれい工房に、通常の発注と別に追加で商品補充する機会がありまして。
具体的には梵字テープとか補充しました。

で、そうしましたらおもむろにアレが入ってましたので、
本日急遽アレのコーナーが入りまーす。


〜今日の納品書在中〜


やだ……なにこの形……。
(;´ω`)<もう封筒でもなんでもねぇ。
(`ー´)<げんれい工房いわく思いつきのやっつけらしいですが。
(゜Д゜)<でもこれ普通に手間はかかってますよね?


全貌はこんな感じ。
鞘のほうに細く折り畳んだ納品書が入ってました。
(`ー´)<あぁちなみに元ネタは今期始まったBLOOD・Cね。
(゜Д゜)<鯉口の牙?爪?がガションって開くアレ。
(;´ω`)<どういうロック構造なんだろうねアレ。


ちなみに裏側。INVOI・C。
…いつも思うんですが、こういう似非ロゴはやっつけで出来るモンなんでしょーかね。
(`ー´)<確かにやっつけなんだろう、げんれい工房の中ではな!
(;´ω`)<逆に言えば裏側のデザインを手抜きしたと…言えなくはないけど。

というわけで以上、今日の更新でした。
ほいじゃまた明日お会いしましょうー。


7/14
今日はプラモ更新ですよー
バイト戦士の父親は一体どこにいるんだぁ(棒読み)…こんばんは。
しかしあのマッシーンの構造が「電話レンジと似てるかも」ってどこがやねんと言わずにはいられない。
(;´ω`)<内部配線とかそういうのの流れ的なアレが似てるんだろ。理系脳で見ると。たぶん。
(`ー´)<まぁそれ以外にもそこはそれでアレだし。ねぇ。

さて、今日はタイトル通りプラモネタでございます。
まぁ出たんだから仕方ないね。

それでは問題です。
今日の更新ネタに使うプラモはなんでしょう?

あぁ、ちなみにバンダイで今日出荷日なのは…
えぇとポケモンプラモ?うわぁ部品少なそうー。
それから…デクーカスタム?ごめんダンボール戦機観たことない。
(`ー´)<前から思ってたんだけどさ、「ダンボール戦機」ってタイトルの訴求力に些か問題があるような気が。
(;´ω`)<設定上なんでダンボールをタイトルに推す必要があるのか今ひとつわからんのだが。
(゜Д゜)<まぁ、分かりやすくて頭に入りやすいタイトル、という意味では間違ってないんだろーけど。

…おっと話が逸れた。
さて、なんのプラモを紹介するかですが。

正解はこちらです。





タミヤのMM(ミリタリーミニチュア)より「BT−42」と「M1スーパーシャーマン」です。

…いやまぁ。元々店主はむしろこっちメインのモデラーでございますんで。
むしろタミヤ製品なだけマシだと思っていただきたい今日この頃です。
(`ー´)<ちなみに戦車プラモは店頭では作りません。店頭で接着作業とか無理があるんで。

まぁ、普段のタミヤ製戦車モデルならわざわざ取り上げるほどでもないのですが。
今回の新商品2両は非常にアレなチョイスでして。
なんていうか、何故それをキット化した!?って感じです、ホント。


まずこちら、BT−42。
なんかファミコンウォーズのデモとかに出てきそうなデザインですね。
「冬に喧嘩を売ってはいけない国・世界1位」フィンランド(武装商店調べ)の車両で、
冬戦争で大量に拾ったロシア製戦車(BT−7の1937年型)の車体と、友好諸外国から供与された大口径砲を、
合体させて生み出したけどその後の継続戦争ではまるっきり活躍しなかった、というスゴイ戦車です。
(`ー´)<メタルマックス風に言うと「軽車両のエンジン換えずに重い主砲積んだら装甲タイル1ケタだけど一応動いた」ってところかな。
(;´ω`)<しかも肝心の主砲も重いだけで火力はイマイチという。

まぁ、この車両に限らずフィンランドの戦車部隊はいまひとつ役に立たないんですが。
あの国の兵隊は全員ソルジャーなんじゃないかな多分。メタルマックス的な意味で。
(`ー´)<戦車砲で倒せなかった敵車両を歩兵が火炎ビンで倒してくる国だからね。
(;´ω`)<なにそれこわい。
(゜Д゜)<※史実です。


そしてこちら、M1スーパーシャーマン。
M4シャーマンの76mm砲搭載型を入手したイスラエルが、
従来の75mm砲搭載仕様と区別する為に付けた名前がスーパーシャーマン、です。
つまりこの名前である以上、イスラエル仕様なわけですね。
ちなみにイスラエル軍は魔改造能力が極めて高く、自分達の使いやすいように既存兵器をモリモリ改造する為、
モノによっては全く原型を留めないこともしばしばですが、まぁコイツはほぼストレートのままですね。
(`ー´)<きっとイスラエル軍はメカニックとアーチストと改造屋が豊富なんじゃないかな。
(;´ω`)<それはそれで恐ろしいな。

あ、ちなみに箱絵の兵士、イギリス装備とロシア装備が混在していますが、
これは当時のイスラエル軍が拾ってきた/奪ってきた装備品を無遠慮に使ってたことを表しており、別に間違いじゃないです。
(;´ω`)<一般人的にはそんなん言われないと分からないんですが。
(`ー´)<そこまで含めて仕様です。

今日の2両どっちにも言えることなんですが。
まずベースとしてBT−7(1937)なりM4A1シャーマンなり出してから、
限定版とかでBT−42とかM1スーパーシャーマンが出るのが筋だと思うんですけどね?
なんか、それらベースを差し置いて出ちゃったんですよね。しかもタミヤから。
(`ー´)<ガンダム的に言うと新金型でハイザック出す前に、いきなりホビーハイザックとか隠れハイザック発売するようなもんだな。
(゜Д゜)<MGザクの新フレームVer.3,00で最初に出したのがザクフリッパーみたいな?
(;´ω`)<それはわかりやすいんだろうか。

何故急に、それも2両同時に暴走を見せたのかは良く判りませんが、
まぁマニアの世界なのでこういう面白いのをキット化するのはいいぞもっとやれといった所存です。
応援する意味&M51スーパーシャーマンへのお布施として更新に使ってみました(キリッ
(;´ω`)<ま、面白いからネタにしただけなんだけどな。
(`ー´)<普通の車両だったり、発売したのがタミヤ以外だったりしたらネタにならんからな。

そういうわけで以上、タミヤのプラモデルの紹介でした。
そんでは今日の更新はこれまで。
また明日お会いしましょうー。


7/13
白鞘再入荷&白鞘新入荷も
いやぁ、荷物は続くよどこまでも。こんにちは。
なんとか明日までくらいで整理をつけたいところです。
(`ー´)<その後また来そうな気がするしね。
(;´ω`)<まだ来るんかい。

さて、そんな荷物にまみれた中から、今日は白鞘の御案内。
以前仕入れました新たな白鞘「白鞘 大」が好評で割と早く完売しましたんで、
わりと早くの再入荷となりました。


こちらが再入荷の「白鞘 大」4,990円です。
前回の紹介は6/1ですな。まぁ当然ですが仕様とかは変わっておりませんで。
(`ー´)<この短期で変わってたら恐いわ。

で、今回はさらに調子に乗りまして。
同メーカーより脇差サイズのほうも仕入れてみました。


そういうわけでこちらが「白鞘 小」です。
まぁ、あくまでも白鞘大と同仕様の脇差サイズ、刀身一尺五寸なので、
改めてそれ以上書き加える要素はあんまし無いんですが。
とりあえず大と同様、柄の立鼓が微妙に強かったりします。


刀身はこんな感じ。ハバキが金なのも含めて、やはり大刀と同様といったところです。
…うむ、やはりそのまんまの商品なので、改めて書くことがありませなんだ。
(;´ω`)<白鞘自体、語るべき要素のあまりない拵だからねぇ。
(`ー´)<根本的には使わず仕舞っとくための拵じゃけんの。


なお大と同様、というか白鞘の商品全般と同様、
やはり木目の具合、木の色味で大いに個体差がありますので、
その辺予めご了承下さい。

そういうわけでこの商品「白鞘 小」
価格は3,550円となります。

…って安っ!
(;´ω`)<…白鞘短刀九寸より安いぞ、オイ。
(;`ー´)<…って言っても値上げする訳にもいかないっしょ?

…まぁ仕入れが安いんだからちかたないね。うん。
このメーカーは石目・呂鞘と同様に脇差が大分安いので、
白鞘の脇差も何だか安くなってるということですな。
費用対効果的にオススメなのでどうぞどうぞ。

とゆーことで以上、今日の更新はこんなもんで。
それではまた明日お会いしましょうー。